
近畿日本鉄道270系
概要
270系は近畿日本鉄道が1977年から北勢線向けに製造した特殊狭軌の電車である。1990年にかけて9両が投入された。
2003年に北勢線が三岐鉄道に譲渡され、車両も三岐鉄道の所有になった。
外観の特徴
1977年に製造されたモ271~276とク171・172(以下、前期形)は前面窓が二枚窓であり、前面行先表示器が小型である。1990年に製造されたモ277(後期形)は前面窓が1枚窓になり前面行先表示器が大形化された。
落成時の塗装は、前期形がマルーン色(●旧塗装)であり、後期形がマルーン色にオレンジ帯(●新塗装)である。1992年にかけて前期形の塗装が後期形に準じた新塗装に変更された。2003年から2006年には、三岐鉄道の黄色にオレンジ帯(●三岐色)に変更された。2014年にはクモハ277が三重交通が採用した緑とクリームのツートン(●三交色)に変更された。
改造による変化として、2006年から2008年にかけて一部車両に冷房化改造が施され、床置き冷房装置を設置するために側窓の一部がルーバーに改造された(冷房)。2015年から2017年には行先表示器がLED式(LED)に改造された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●旧塗装 |
A11 | 消滅 | 前期形/●新塗装 |
A21 | 消滅 | 前期形/●三岐色 |
A22 | 消滅 | 前期形/●三岐色 [冷房] |
A23 | 現存 | 前期形/●三岐色 [冷房][LED] |
A24 | 現存 | 前期形/●三岐色 [LED] |
B01 | 消滅 | 後期形/●新塗装 |
B11 | 消滅 | 後期形/●三岐色 |
B21 | 消滅 | 後期形/●三交色 |
B22 | 現存 | 後期形/●三交色 [LED] |
各バリエーション解説
A21 | 前期形/●三岐色 |
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前期形の三岐色化後の姿。2003年から2006年にかけて三岐色に変更された。2017年までにLED式行先表示器に改造され、この姿は消滅した。



A22 | 前期形/●三岐色 [冷房] |
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前期形の冷房化後の姿。2006年から2008年にかけてクモハ271・272・171・172に冷房化改造が施され、床置き冷房装置を設置するために側窓の一部がルーバーに改造された。2017年までにLED式行先表示器に改造され、この姿は消滅した。



A23 | 前期形/●三岐色 [冷房][LED] |
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前期形の冷房化および行先表示器LED化後の姿。2015年から2017年にかけて行先表示器がLED式に改造された。現在もこの姿で使用されている。



A24 | 前期形/●三岐色 [LED] |
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前期形の行先表示器LED化後の姿。2015年から2017年にかけて行先表示器がLED式に改造された。現在もこの姿で使用されている。



B22 | 後期形/●三交色 [LED] |
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後期形の行先表示器LED化後の姿。2015年から2017年にかけて行先表示器がLED式に改造された。現在もこの姿で使用されている。


