近畿日本鉄道260系
概要
260系は近畿日本鉄道が1982年から内部線・八王子線用に製造した特殊狭軌の電車である。1983年にかけてモ260形5両とク160形3両が投入された。
2015年に同路線の運行が四日市あすなろう鉄道に移管され、車両は四日市市の所有となった。2015年から2018年にかけてリニューアルが施され、ク160形2両とサ180形4両が新製された。
外観の特徴
落成時の塗装はマルーン色とオレンジ色(以下、●標準色)であった。2004年から2008年にかけて各車両ごとに異なるパステルカラーに変更され、モ261とク162は水色(●水色)、モ262は黄緑色(●黄緑色)、モ263は紫色(●紫色)、モ264は黄色(●黄色)、モ265とク163は橙色(●橙色)、ク161は桃色(●桃色)であった。2015年からリニューアルが施され、前照灯および尾灯の変更、側窓と側扉の交換、冷房化、塗装変更が施された。塗装は2015年にリニューアルされたモ261、サ181、ク161が白と青のツートン(●なろうブルー)であったが、その他の車両は白と黄緑と青帯(●なろうグリーン)であった。2019年にモ261、サ181、ク161もなろうグリーンに変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●標準色 |
A11 | 消滅 | ●水色 |
A12 | 消滅 | ●黄緑色 |
A13 | 消滅 | ●紫色 |
A14 | 消滅 | ●黄色 |
A15 | 消滅 | ●橙色 |
A16 | 消滅 | ●桃色 |
A21 | 消滅 | ●なろうブルー [リニューアル] |
A22 | 現存 | ●なろうグリーン [リニューアル] |
各バリエーション解説
A11 | ●水色 |
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モ261とク261の塗装変更後の姿。2004年から2008年にかけてこの塗装に変更された。2018年までにリニューアルが施され、この姿は消滅した。
A13 | ●紫色 |
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モ263の塗装変更後の姿。2004年から2008年にかけてこの塗装に変更された。2018年までにリニューアルが施され、この姿は消滅した。
A15 | ●橙色 |
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モ265とク163の塗装変更後の姿。2004年から2008年にかけてこの塗装に変更された。2018年までにリニューアルが施され、この姿は消滅した。
A16 | ●桃色 |
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ク161の塗装変更後の姿。2004年から2008年にかけてこの塗装に変更された。2018年までにリニューアルが施され、この姿は消滅した。
A21 | ●なろうブルー [リニューアル] |
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2015年にリニューアルされたモ261、サ181、ク161の姿。2019年になろうグリーンに変更され、この姿は消滅した。
A22 | ●なろうグリーン [リニューアル] |
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リニューアル後の姿。2016年以降にリニューアルされた車両はこの姿になった。現在もこの姿で使用されている。