近畿日本鉄道21000系
《最終更新》 2022年6月8日
概要
21000系は近畿日本鉄道が1988年から製造した標準軌仕様の特急型電車である。車両愛称は「アーバンライナー」である。1990年にかけて6両編成11本と増結用の2両編成3本が投入された。
外観の特徴
先頭車の形状は流線形と切妻形の2種類が存在する。前者は6両編成の両端の先頭車であり、後者は6両編成の中間に増結される2両編成の中間運転台車である。後者は初期に製造された21101F~21103Fの中間車に組み込まれて落成された車両で、1990年に製造された中間車と差し替えられ、増結用の2両編成に組成された。
落成時の塗装は白をベースに窓まわりと裾部にオレンジ帯(以下、●旧塗装)である。2003年から2005年にかけてリニューアルが施され、塗装が白をベースに裾部がベージュ、オレンジ帯(●新塗装)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 流線形/●旧塗装 |
A02 | 現存 | 流線形/●新塗装 |
B01 | 消滅 | 切妻形/●旧塗装 |
B02 | 現存 | 切妻形/●新塗装 |
各バリエーション解説
B01 | 切妻形/●旧塗装 |
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中間運転台車の落成時の姿。21101F~21103Fの中間車に組み込まれて落成された車両で、1990年に製造された中間車と差し替えられ、増結用の2両編成に組成された。2003年から2005年にかけてリニューアルが施され、この姿は消滅した。