近畿日本鉄道1400/1200/2050/6600系

近畿日本鉄道1400/1200/2050/6600系

《最終更新》 2024年9月14日

概要

1400系は近畿日本鉄道が1981年から製造した標準軌仕様の一般型電車である。1984年にかけて4両編成4本が投入された。

1200系は近畿日本鉄道が1982年から製造した標準軌仕様の一般型電車である。1400系の2連仕様にあたる車両である。1984年にかけて2両編成10本と4両編成(編成中の2両は2430系)2本が投入された。2000年から2003年にかけて2両編成を対象としてワンマン対応改造が施され、1201系に区分されている。

2050系は近畿日本鉄道が1983年に製造した標準軌仕様の一般型電車である。1400系の3連仕様にあたる車両である。3両編成2本が投入された。

6600系6600系は近畿日本鉄道が1983年に製造した狭軌軌仕様の一般型電車である。1200系の狭軌仕様にあたる車両である。2両編成4本が投入された。


1250系は近畿日本鉄道が1984年に製造した標準軌仕様の一般型電車である。VVVFインバータ制御の試作車として、2両編成1本が投入された。後に増備車が製造されたことで、1987年に1251系として区分され、1990年には量産車落成のために1420系に改番された。


外観の特徴

落成時の塗装はマルーン色の単色(旧塗装)である。1986年頃から白とマルーン色のツートンに変更され、初期に塗装変更された車両は側面帯が方向幕にかかる塗装(新塗装Ⅰ)であった。後に側面帯が方向幕にかからない塗装(新塗装Ⅱ)に変更された。2000年以降は雨樋と裾部のマルーン色が省略(新塗装Ⅲ)された。

改造による変化として、2001年から2004年にかけて車体更新が施され、側扉の上部に水切りが設置された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 旧塗装

落成時の姿。1985年以降に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A11 新塗装Ⅰ

1986年頃の塗装変更後の姿。初期に塗装変更された車両は、側面帯が方向幕にかかる塗装であった。後に塗装変更され、この姿は消滅した。

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A21 新塗装Ⅱ

1986年頃の塗装変更後の姿。側面帯が方向幕にかからない塗装に統一された。2000年以降に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A31 新塗装Ⅲ

2000年頃の塗装変更後の姿。雨樋と裾部のマルーン色が省略された。2004年までに水切りが設置され、この姿は消滅した。

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A32 新塗装Ⅲ [水切り]

水切り設置後の姿。2001年から2004年にかけて更新工事が施され、側扉に水切りが設置された。現在もこの姿で使用されている。

近畿日本鉄道 1404F
近畿日本鉄道 1404F
撮影場所 長瀬駅付近   撮影日 2023年2月
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