近畿日本鉄道1400/1200/2050/6600系
概要
1400系は近畿日本鉄道が1981年から製造した標準軌仕様の一般型電車である。1984年にかけて4両編成4本が投入された。
1200系は近畿日本鉄道が1982年から製造した標準軌仕様の一般型電車である。1400系の2連仕様にあたる車両である。1984年にかけて2両編成10本と4両編成(編成中の2両は2430系)2本が投入された。2000年から2003年にかけて2両編成を対象としてワンマン対応改造が施され、1201系に区分されている。
2050系は近畿日本鉄道が1983年に製造した標準軌仕様の一般型電車である。1400系の3連仕様にあたる車両である。3両編成2本が投入された。
6600系は近畿日本鉄道が1983年に製造した狭軌軌仕様の一般型電車である。1200系の狭軌仕様にあたる車両である。2両編成4本が投入された。
1250系は近畿日本鉄道が1984年に製造した標準軌仕様の一般型電車である。VVVFインバータ制御の試作車として、2両編成1本が投入された。後に増備車が製造されたことで、1987年に1251系として区分され、1990年には量産車落成のために1420系に改番された。
外観の特徴
落成時の塗装はマルーン色の単色(●旧塗装)である。1986年頃から白とマルーン色のツートンに変更され、初期に塗装変更された車両は側面帯が方向幕にかかる塗装(●新塗装Ⅰ)であった。後に側面帯が方向幕にかからない塗装(●新塗装Ⅱ)に変更された。2000年以降は雨樋と裾部のマルーン色が省略(●新塗装Ⅲ)された。
改造による変化として、2001年から2004年にかけて車体更新が施され、側扉の上部に水切りが設置された。
バリエーション一覧
No.
|
現状
|
特徴 |
---|---|---|
A01 | 消滅 | ●旧塗装 |
A11 | 消滅 | ●新塗装Ⅰ |
A21 | 消滅 | ●新塗装Ⅱ |
A31 | 消滅 | ●新塗装Ⅲ |
A32 | 現存 | ●新塗装Ⅲ [水切り] |
各バリエーション解説
A32 | ●新塗装Ⅲ [水切り] |
---|
水切り設置後の姿。2001年から2004年にかけて更新工事が施され、側扉に水切りが設置された。現在もこの姿で使用されている。