名古屋鉄道6000/6500/6800系

名古屋鉄道6000/6500/6800系

《最終更新》 2024年12月30日

概要

6000系は名古屋鉄道が1976年から製造した電車である。改良を加えながら1992年まで増備が継続された。走行機器の改良により6500系と6800系に区分されている。


外観の特徴

1976年に製造された6001F~6006F(以下、前期形A)は前面貫通扉が窪んでいる点が特徴である。1977年と1978年に製造された6007F~6014F(前期形B)は前面貫通扉が同一面に変更されたほか、前面行先表示器の形状も変更されている。1979年に製造された6015F~6017F(前期形C)は側扉窓と前面行先表示器が大型化され、1980年から1983年に製造された6018F~6044F(前期形D)は側窓が開閉式に変更された。

1984年から1987年に製造された6045F~6052Fと6501F~6515F(中期形A)は前面形状が非貫通形に一新されている。なお、このうち6045F~6048Fと6501F~6504Fは下部の灯具が前照灯と尾灯の4灯であったが、一部が改造により以降の車両と同様の2灯の標識灯(LED標識灯)に変更されている。1987年から1988年に製造された6516F~6517Fと6801F~6808F(中期形B)は乗務員室直後の側面に小窓が追加されている。

1989年から1990年に製造された6518F~6522Fと6809F~6831F(後期形A)は車体が一新され、側面窓と前面窓が変更されている。1991年から1992年に製造された6523F~6524Fと6832F~6839F(後期形B)は側扉窓が大型化されている。

当初は赤一色の塗装(標準色Ⅰ)であったが、1984年に中期Ⅰ形が扉の上部に白色を加えた塗装(標準色Ⅱ)で落成され、以前に製造された車両もこの塗装に変更された。1993年頃には3500系にあわせて扉の上部を灰色(標準色Ⅲ)に変更した。2001年頃に扉の塗装は廃止され、全車両が標準色Ⅰに変更された。

特別塗装として、2022年に6011Fが7700系に準じた赤色に白帯(●白帯)、2023年に6010Fが5500系の落成時に準じたクリーム色と茶色のツートン(茶色)、2024年に6009Fが3400系に準じた濃淡の緑のツートン(緑色)、6013Fが5500系の塗装変更後に準じたクリーム色と赤帯(赤帯)に変更された。

改造による変化として1995年より瀬戸線に転属した車両は前面貫通扉に幌枠が設置された。また、2014年から一部編成を対象にリニューアルが施され、行先表示器が幕式からフルカラーLED式(FC-LED)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形A/標準色

6001F~6006Fの落成時の姿。前面貫通扉が窪んでいる点が特徴である。1985年頃に塗装変更されて消滅していたが、2001年頃より再びこの塗装に変更された。現在はこの姿で使用されている。

名古屋鉄道 6003F
名古屋鉄道 6003F
撮影場所 竹村駅付近   撮影日 2022年8月
リストへ戻る
A11 前期形A/標準色Ⅱ

6001F~6006Fの塗装変更後の姿。1985年頃より扉の上部が白色に変更された。1993年頃より扉の上部が灰色に変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
A21 前期形A/標準色Ⅲ

6001F~6006Fの塗装変更後の姿。1993年頃より扉の上部が灰色に変更された。2001年頃より扉部の塗装が廃止され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
B01 前期形B/標準色Ⅰ

6007F~6014Fの落成時の姿。前面貫通扉が同一面に変更されたほか、前面行先表示器の形状も変更されている。1985年頃に塗装変更されて消滅していたが、2001年頃より再びこの塗装に変更された。現在はこの姿で使用されている。

名古屋鉄道 6008F
名古屋鉄道 6008F
撮影場所 神宮前駅   撮影日 2018年5月
リストへ戻る
B02 前期形B/標準色Ⅰ [FC-LED]

6014Fのリニューアル後の姿。2020年にリニューアルが施され、行先表示器のフルカラーLED化および前面行先表示器の大型化が施された。現在もこの姿で使用されている。

名古屋鉄道 6014F
名古屋鉄道 6014F
撮影場所 竹村駅付近   撮影日 2022年8月
リストへ戻る
B11 前期形B/標準色Ⅱ

6007F~6014Fの塗装変更後の姿。1985年頃より扉の上部が白色に変更された。1993年頃より扉の上部が灰色に変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
B21 前期形B/標準色Ⅲ

6007F~6014Fの塗装変更後の姿。1993年頃より扉の上部が灰色に変更された。2001年頃より扉部の塗装が廃止され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
B31 前期形B/●白帯

6011Fの塗装変更後の姿。2022年に7700系に準じた赤色に白帯に変更された。現在もこの姿で使用されている。

リストへ戻る
B32 前期形B/茶色

6010Fの塗装変更後の姿。2023年に5500系の落成時に準じたクリーム色と茶色のツートンに変更された。現在もこの姿で使用されている。

リストへ戻る
B33 前期形B/緑色

6009Fの塗装変更後の姿。2024年に3400系に準じた濃淡の緑のツートン変更された。現在もこの姿で使用されている。

リストへ戻る
B34 前期形B/赤帯

6013Fの塗装変更後の姿。2024年に5500系の塗装変更後に準じたクリーム色と赤帯に変更された。現在もこの姿で使用されている。

リストへ戻る
C01 前期形C/標準色Ⅰ

6015F~6017Fの落成時の姿。大型化された側扉窓と前面行先表示器が特徴である。1985年頃に塗装変更されて消滅していたが、2001年頃より再びこの塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

名古屋鉄道 6015F
名古屋鉄道 6015F
撮影場所 竹村駅付近   撮影日 2022年8月
リストへ戻る
C11 前期形C/標準色Ⅱ

6015F~6017Fの塗装変更後の姿。1985年頃より扉の上部が白色に変更された。1993年頃より扉の上部が灰色に変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
C21 前期形C/標準色Ⅲ

6015F~6017Fの塗装変更後の姿。1993年頃より扉の上部が灰色に変更された。2001年頃より扉部の塗装が廃止され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
D01 前期形D/標準色Ⅰ

6018F~6044Fの落成時の姿。開閉式に変更された側窓が特徴である。1985年頃に塗装変更されて消滅していたが、2001年頃より再びこの塗装に変更された。2021年までに廃車され、この姿は消滅した。

名古屋鉄道 6029F
名古屋鉄道 6029F
撮影場所 中京競馬場前駅   撮影日 2020年5月
リストへ戻る
D02 前期形D/標準色Ⅰ [幌枠]

瀬戸線の6023F~6027F、6031F~6033F、6035Fの姿。1995年から2000年にかけて瀬戸線に転用され、前面貫通扉に幌枠が設置された。2014年までに廃車され、この姿は消滅した。

名古屋鉄道 6027F
名古屋鉄道 6027F
撮影場所 大曽根駅   撮影日 2010年4月
リストへ戻る
D03 前期形D/標準色Ⅰ [FC-LED]

6020F、6021F、6034F、6037F~6044Fのリニューアル後の姿。2014年から2019年にかけてリニューアルが施され、行先表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

名古屋鉄道 6043F
名古屋鉄道 6043F
撮影場所 竹村駅付近   撮影日 2022年8月
リストへ戻る
D11 前期形D/標準色Ⅱ

6018F~6044Fの塗装変更後の姿。1985年頃より扉の上部が白色に変更された。1993年頃より扉の上部が灰色に変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
D21 前期形D/標準色Ⅲ

6018F~6044Fの塗装変更後の姿。1993年頃より扉の上部が灰色に変更された。2001年頃より扉部の塗装が廃止され、この姿は消滅した。

名古屋鉄道 6042F
名古屋鉄道 6042F
撮影場所 知立駅   撮影日 2003年1月
リストへ戻る
E01 中期形A/標準色Ⅰ

6045F~6048Fと6501F~6504Fの塗装変更後の姿。非貫通形の前面形状と4灯の前面下部の灯具が特徴である。2001年頃より扉部の塗装が廃止された。6501F~6504Fは後年の改造で前面下部の灯具がLED標識灯に変更され、6045F~6048Fのみがこの姿であった。2021年に廃車され、この姿は消滅した。

名古屋鉄道 6046F
名古屋鉄道 6046F
撮影場所 神宮前駅   撮影日 2018年4月
リストへ戻る
E02 中期形A/標準色Ⅰ [LED標識灯]

6049F~6052Fと6505F~6515Fの塗装変更後の姿。非貫通形の前面形状とLED標識灯が特徴である。2001年頃より扉部の塗装が廃止された。6501F~6504Fも後年の改造で前面下部の灯具がLED標識灯に変更され、この姿である。現在もこの姿で使用されている。

名古屋鉄道 6504F
名古屋鉄道 6504F
撮影場所 神宮前駅   撮影日 2018年5月
リストへ戻る
E11 中期形A/標準色Ⅱ

6045F~6048Fと6501F~6504Fの落成時の姿。非貫通形の前面形状と4灯の前面下部の灯具が特徴である。扉の上部が白色に塗装されていた。1993年頃より扉の上部が灰色に変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
E12 中期形A/標準色Ⅱ [LED標識灯]

6049F~6052Fと6505F~6515Fの落成時の姿。非貫通形の前面形状とLED標識灯が特徴である。扉の上部が白色に塗装されていた。1993年頃より扉の上部が灰色に変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
E21 中期形A/標準色Ⅲ

6045F~6048Fと6501F~6504Fの塗装変更後の姿。非貫通形の前面形状と4灯の前面下部の灯具が特徴である。1993年頃より扉の上部が灰色に変更された。2001年頃より扉部の塗装が廃止され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
E22 中期形A/標準色Ⅲ [LED標識灯]

6049F~6052Fと6505F~6515Fの塗装変更後の姿。非貫通形の前面形状とLED標識灯が特徴である。1993年頃より扉の上部が灰色に変更された。2001年頃より扉部の塗装が廃止され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
F01 中期形B/標準色Ⅰ [LED標識灯]

6516F~6517Fと6801F~6808Fの塗装変更後の姿。乗務員室の直後に設けられた小窓が特徴である。2001年頃より扉部の塗装が廃止された。現在もこの姿で使用されている。

名古屋鉄道 6805F
名古屋鉄道 6807F
撮影場所 中京競馬場前駅   撮影日 2020年5月
リストへ戻る
F02 中期形B/標準色Ⅰ [LED標識灯][FC-LED]

6517Fのリニューアル後の姿。2024年にリニューアルが施され、行先表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

リストへ戻る
F11 中期形B/標準色Ⅱ [LED標識灯]

6516F~6517Fと6801F~6808Fの落成時の姿。乗務員室の直後に設けられた小窓が特徴である。落成時より扉の上部が白色に塗装されていた。1993年頃より扉の上部が灰色に変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
F21 中期形B/標準色Ⅲ [LED標識灯]

6516F~6517Fと6801F~6808Fの塗装変更後の姿。乗務員室の直後に設けられた小窓が特徴である。1993年頃より扉の上部が灰色に変更された。2001年頃より扉部の塗装が廃止され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
G01 後期Ⅰ形/標準色

6518F~6522Fと6809F~6831Fの塗装変更後の姿。大型化された前面窓と側面窓が特徴である。2001年頃より扉部の塗装が廃止された。現在もこの姿で使用されている。

名古屋鉄道 6809F
名古屋鉄道 6809F
撮影場所 中京競馬場駅   撮影日 2020年5月
リストへ戻る
G02 後期Ⅰ形/標準色 [FC-LED]

6518F~6522Fのリニューアル後の姿。2021年から2023年にかけてリニューアル改造が施され、行先表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

名古屋鉄道 6522F
名古屋鉄道 6522F
撮影場所 国府宮駅付近   撮影日 2022年7月
リストへ戻る
G11 後期形A/標準色Ⅱ

6518F~6522Fと6809F~6831Fの落成時の姿。大型化された前面窓と側面窓が特徴である。落成時より扉の上部が白色に塗装されていた。1993年頃より扉の上部が灰色に変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
G21 後期形A/標準色Ⅲ

6518F~6522Fと6809F~6831Fの塗装変更後の姿。大型化された前面窓と側面窓が特徴である。1993年頃より扉の上部が灰色に変更された。2001年頃より扉部の塗装が廃止され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
H01 後期形B/標準色Ⅰ

6523F~6524Fと6832F~6839Fの塗装変更後の姿。天地幅が拡大された側窓が特徴である。2001年頃より扉部の塗装が廃止された。現在はこの姿で使用されている。

名古屋鉄道 6523F
名古屋鉄道 6523F
撮影場所 神宮前駅   撮影日 2018年5月
リストへ戻る
H02 後期形B/標準色Ⅰ [FC-LED]

6523F~6524Fのリニューアル後の姿。2023年から2024年にかけてリニューアル改造が施され、行先表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

リストへ戻る
H11 後期形B/標準色Ⅱ

6523F~6524Fと6832F~6839Fの落成時の姿。天地幅が拡大された側窓が特徴である。扉の上部が白色に塗装されていた。1993年頃より扉の上部が灰色に変更され、この姿は消滅した。

リストへ戻る
H21 後期形B/標準色Ⅲ

6523F~6524Fと6832F~6839Fの塗装変更後の姿。天地幅が拡大された側窓が特徴である。1993年頃より扉の上部が灰色に変更された。2001年頃より扉部の塗装が廃止され、この姿は消滅した。

リストへ戻る