名古屋鉄道3300系(2代)/3150系
1.概要
3300系は名古屋鉄道が2004年から製造した電車である。2017年にかけて4両編成11本が投入された。2両編成である3150系も2017年にかけて22本が投入されている。2015年に製造された3306Fは高架化事業のために暫定的に瀬戸線で使用されている。
2.外観の特徴
製造時期による差異が存在し、2004年から2007年にかけて製造された車両(以下、前期形)は行先表示器がオーロラビジョン式であり、2008年に製造された車両(中期形)はフルカラーLED式である。また、2015年から2017年に製造された車両(後期形)はスカートの形状が変更されている。
当初の塗装は窓下に赤帯(●旧塗装)であったが、2015年に後期形が窓上と前面に赤帯を加えた塗装(●新塗装)で落成されると、前期形や中期形もこの塗装に変更されている。
3.バリエーション一覧
No.
|
現状
|
特徴 |
---|---|---|
A01 | 消滅 | 前期形/●旧塗装 |
A02 | 現存 | 前期形/●新塗装 |
B01 | 消滅 | 中期形/●旧塗装 |
B02 | 現存 | 中期形/●新塗装 |
C01 | 現存 | 後期形/●旧塗装 |
C02 | 現存 | 後期形/●新塗装 |
4.各バリエーション解説
A01 | 前期形/●旧塗装 |
---|
3301F~3305Fと3151F~3159Fの落成時の姿。オーロラビジョン式の行先表示器が特徴である。2018年までに塗装変更され、この姿は消滅した。
A02 | 前期形/●新塗装 |
---|
3301F~3305Fと3151F~3159Fの塗装変更後の姿。オーロラビジョン式の行先表示器が特徴である。2015年から2018年にかけてこの塗装に変更された。現在はこの姿で使用されている。
B01 | 中期形/●旧塗装 |
---|
3160F~3166Fの落成時の姿。フルカラーLED式の行先表示器が特徴である。2018年までに塗装変更され、この姿は消滅した。
B02 | 中期形/●新塗装 |
---|
3160F~3166Fの塗装変更後の姿。フルカラーLED式の行先表示器が特徴である。2015年から2018年にかけてこの塗装に変更された。現在はこの姿で使用されている。
C01 | 後期形/●旧塗装 |
---|
瀬戸線に投入された3306Fの姿。大型スカートが特徴である。後期形のうち旧塗装であったのはこの編成のみである。現在もこの姿で使用されている。
C02 | 後期形/●新塗装 |
---|
3307F~3311Fと3167F~3172Fの落成時の姿。大型スカートが特徴である。3306F以外の後期形は落成時よりこの塗装であった。現在もこの姿で使用されている。