名古屋鉄道1600/1700系
《最終更新》 2022.01.16
1.概要
1600系は名古屋鉄道が1999年に製造した特急用電車(特別車)である。3両編成4本が投入され、主に支線に直通する全車特別車特急に使用されていた。愛称は「パノラマsuper」である。
1600系は2008年に運行を終了し、同年に一部特別車の1700系として6両編成(うち4両は一般車である2300系)4本に改造された。2021年までに運行を終了し、全車両が廃車された。
2.外観の特徴
1600系としての落成時は白を基調に窓上と窓下に赤帯の塗装(以下、●標準色)であった。2008年の1700系化に伴って愛称表示器の撤去や前面行先表示器のフルカラーLED化のほか、2200系に準じた塗装に変更された。側面は白を基調に屋根部と先頭部に赤帯、前面は黒を基調に貫通扉を銀色とした塗装(●旧塗装)であった。また、2015年に全編成で塗装が変更され、白を基調に屋根部と先頭部および窓下に赤帯を加えた塗装(●新塗装)になった。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 1600系/●標準色 |
B01 | 消滅 | 1700系/●旧塗装 |
B02 | 消滅 | 1700系/●新塗装 |
4.各バリエーション解説
B01 | 1700系/●旧塗装 |
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1700系に改造された後の姿。2008年に1700系に改造された。塗装変更のほか、愛称表示器の撤去や前面行先表示器のフルカラーLED化が実施された。2015年に塗装変更され、この姿は消滅した。
名古屋鉄道 1704F
神宮前駅 2012.04.14