名古屋鉄道1000/1030系
《最終更新》 2022.01.16
1.概要
1000系は名古屋鉄道が1988年から製造した特急用電車(座席指定車)である。1997年にかけて4両編成21本が投入された。愛称は「パノラマsuper」である。
1991年より1000系に準じた一般席車である1200系が製造され、全車指定席車の4両編成15本と一部指定席車の6両編成(うち4両は一般席車である1200系)12本に変更された。また、1992年には旧型車の走行機器を流用した1030系が6両編成(うち4両は一般席車である1230系)4本が投入された。
特急列車に広く使用され、全車指定席車(1999年以降は全車特別車)の編成は2009年までに廃車された。2015年から1000系を対象にリニューアルが施された。1030系は2019年までに廃車された。
2.外観の特徴
1000系と1030系が存在するが、外観上の差異は存在しない。塗装は全車両が白と赤の塗装(●標準色)であったが、2015年以降のリニューアルにあわせて白と赤にグレー帯を加えた塗装(●更新色)に変更された。リニューアルにおいては、前面種別行先表示器の設置などの変更点も見られる。また、一時的な塗装であるが1994年から1997年にかけて名古屋鉄道創業100周年を記念した「名鉄ブルーライナー」として1007Fに青地の塗装(●青色)が施されていた。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●標準色 |
A11 | 現存 | ●更新色 [リニューアル] |
B01 | 消滅 | ●青色 |
4.各バリエーション解説
A11 | ●更新色 [リニューアル] |
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リニューアル後の姿。2015年からリニューアル改造が施され、塗装変更や前面に行先表示器が設置された。現在はこの姿で使用されている。
名古屋鉄道 1111F
中京競馬場前駅 2020.05.24