相模鉄道9000系

相模鉄道9000系

《最終更新》 2022年4月7日

概要

9000系は相模鉄道が1993年から製造した電車である。2001年にかけて10両編成7本が投入された。


外観の特徴

製造時期により種別行先表示器が異なる。1993年に製造された9701Fと9702Fは幕式表示器(以下、幕式)であり、1995年以降に製造された9703F~9707Fは3色LED式表示器(3C-LED)である。

落成時の塗装は白をベースに赤帯(旧塗装)であった。2007年以降は白をベースに青色とオレンジ色の帯(新塗装)に変更された。

2010年には9701Fと9702Fの側扉が窓が大きく無塗装のものに変更された(側扉更新)。

2016年から2019年にかけてリニューアル改造(リニューアル)が施され、前面灯具の移設や側扉の更新、および種別行先表示器のフルカラーLED化(FC-LED)などが施された。塗装はブランドのキーカラーである濃紺色の「ヨコハマネイビーブルー」(YNB色)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 旧塗装 [幕式]

9701Fと9702Fの落成時の姿。種別行先表示器が幕式である。2011年までに塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A02 旧塗装 [3C-LED]

9703F~9707Fの落成時の姿。種別行先表示器が3色LED式である。2016年までに塗装変更やリニューアルが施され、この姿は消滅した。

かしわ台車両センター 9706F
かしわ台車両センター 9706F
撮影場所 二俣川駅   撮影日 2012年2月
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B01 新塗装 [幕式]

2007年頃の9701Fの姿。2007年に塗装が変更された。2010年に側扉が更新され、この姿は消滅した。

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B02 新塗装 [幕式][側扉更新]

9701Fと9702Fの塗装変更と側扉交換後の姿。2010年に9701Fの客扉が交換され、この姿になった。2011年には9702Fも塗装変更と側扉が更新された。9702Fは2017年にリニューアルされ、9701Fは2020年に廃車され、この姿は消滅した。

かしわ台車両センター 9702F
かしわ台車両センター 9702F
撮影場所 二俣川駅   撮影日 2012年2月
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B03 新塗装 [3C-LED]

9703F~9707Fの塗装変更後の姿。2007年から2014年にかけて新塗装に変更された。2019年までにリニューアルが施され、この姿は消滅した。

かしわ台車両センター 9703F
かしわ台車両センター 9703F
撮影場所 天王町駅   撮影日 2015年1月
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C01 YNB色 [FC-LED][側扉更新][リニューアル]

リニューアル後の姿。2016年から2019年にかけてリニューアルが施された。現在はこの姿で使用されている。

かしわ台車両センター 9707F
かしわ台車両センター 9707F
撮影場所 緑園都市駅   撮影日 2022年3月
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