京浜急行電鉄2100形
1.概要
2100形は、京浜急行電鉄が1998年から製造した電車である。8両編成10本が製造され、主に日中の快特やウィング号に使用されている。
2.外観の特徴
製造時は全車が赤をベースに窓回りをアイボリーとした塗装(●標準色)であった。2005年に2157編成が「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」として青色の塗装(●青色)に変更された。2015年からは車体更新が施工され、車端部窓の開閉化など一部が変更された。同年2015年からは全編成の前面行先表示器がLED式に変更されている。
3.バリエーション一覧
No.
|
現状
|
特徴 |
---|---|---|
A01 | 消滅 | ●標準色 |
A02 | 消滅 | ●標準色 [車体更新] |
A03 | 消滅 | ●標準色 [LED] |
A04 | 現存 | ●標準色 [車体更新][LED] |
B01 | 消滅 | ●青色 |
B03 | 消滅 | ●青色 [LED] |
B04 | 現存 | ●青色 [車体更新][LED] |
4.各バリエーション解説
A01 | ●標準色 |
---|
製造時の姿。幕式行先表示器であり、側窓わすべて固定窓であった。前面ワイパーカバーには2100とスリットが入れられている。初期に製造された車両は車両番号(例えば2101)のスリットであったが、後に現在のものに変更された。2015年から車体更新と前面行先表示器がLED式に変更され、この姿は消滅した。
A02 | ●標準色 [車体更新] |
---|
車体更新後の姿。2015年から車体更新が行われ、車端部の窓が開閉式に変更された。後に前面行先表示器がLED式に変更され、この姿は消滅した。
A03 | ●標準色 [LED] |
---|
前面行先表示器のLED化後の姿。2015年から前面行先表示器がLED式に変更された。車体更新が未施工の編成にも改造が行われた。
A04 | ●標準色 [車体更新][LED] |
---|
車体更新と前面行先表示器のLED化後の姿。2015年頃から順次、車体更新と前面行先表示器がLED式に変更され、現在はこの姿で使用されている。
B01 | ●青色 |
---|
「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」の姿。2005年に「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」として2157編成が青色に変更された。2015年に同編成の前面行先表示器がLED式に変更され、この姿は消滅した。
B03 | ●青色 [LED] |
---|
前面行先表示器がLED化された後の「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」の姿。2015年に2157編成の前面行先表示器がLED式に変更された。後に同編成は車体更新を受け、同時に標準色に戻された。「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」は車体更新後の2133編成に引き継がれ、この姿は消滅した。
B04 | ●青色 [車体更新][LED] |
---|
車体更新と前面行先表示器がLED化された後の「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」の姿。2015年に車体更新と前面行先表示器がLED化された2133編成が「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」に変更された。現在はこの姿で使用されている。