東京急行電鉄9000系
1.概要
9000系は、東京急行電鉄が1986年から製造した電車である。1991年にかけて、東横線に8両編成14本(9001F~9006F、9008F~9015F)と大井町線に5両編成1本(9007F)が投入された。2013年までに東横線から撤退し、順次、大井町線に転用された。現在は5両編成15本が大井町線の各駅停車に使用されている。
2.外観の特徴
製造時の塗装は全車両が赤帯(以下、●標準色)であったが、2008年から大井町線の車両の前面帯を赤と黄色のグラデーション(●大井町色)に変更している。
製造時期による差異は生じていない。一方、改造による変化として、2005年に9007Fを除いて全編成にスカートが設置された。なお、9007Fも2014年にスカートが設置されている。また、2009年から大井町線の車両で種別表示器はフルカラーLED式、行先表示器が白色LED式に変更されている。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | ●標準色 |
A02 | 消滅 | ●標準色 [スカート] |
A11 | 消滅 | ●大井町色 |
A12 | 消滅 | ●大井町色 [スカート] |
A13 | 現存 | ●大井町色 [スカート][LED] |
4.各バリエーション解説
A01 | ●標準色 |
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登場時の姿。東横線の車両は2005年にスカートが取り付けられたが、大井町線の9007Fはスカートが未設置であった。9007Fの塗装変更により、この姿は消滅した。
A02 | ●標準色 [スカート] |
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スカート設置後の姿。東横線の車両は2005年にスカートが取り付けられた。2013年までに大井町線に転属し、塗装変更により、この姿は消滅した。
A12 | ●大井町色 [スカート] |
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東横線から大井町線に転属した車両の姿。一部編成は大井町線で幕式行先表示器のまま使用されていた。後にLED式に変更され、この姿は消滅した。
A13 | ●大井町色 [スカート][LED] |
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東横線から大井町線に転属した車両の姿。一部編成は大井町線で幕式行先表示器のまま使用されていた。後にLED式に変更され、この姿は消滅した。