小田急電鉄7000形
1.概要
7000形は、小田急電鉄が1980年から製造した特急用電車である。11両編成4本が製造された。愛称はLSEである。
2.外観の特徴
製造時期による差異は存在しない。登場時はオレンジとグレーに白帯の塗装(以下、●旧塗装)であったが、1997年から行われたリニューアルにあわせて白と赤の塗装(●新塗装)に変更された。リニューアル時に前面の窓枠は銀色(前面窓銀枠)から黒色(前面窓黒枠)に変更されたが、2012年に再び銀色に変更された。2008年に7004F、2012年に7003Fが旧塗装に変更され、新塗装であった7001Fと7002Fは廃車されている。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | ●旧塗装 [前面窓銀枠] |
A02 | 消滅 | ●新塗装 [前面窓黒枠] |
B01 | 消滅 | ●旧塗装 [前面窓黒枠] |
B02 | 消滅 | ●新塗装 [前面窓銀枠] |
4.各バリエーション解説
A01 | ●旧塗装 [前面窓銀枠] |
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登場時の姿。全車両がこの姿で落成された。1997年からリニューアルが行われ、この姿は消滅していた。2012年に旧塗装化と前面窓枠が銀色に変更され、現在は再びこの姿で使用されている。
A02 | ●新塗装 [前面窓黒枠] |
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リニューアル後の姿。1997年にリニューアルが行われ、この塗装に変更された。前面窓枠も黒色に変更された。後に7003Fと7004Fは旧塗装に復元され、残る7001Fと7002Fの廃車により、2012年までにこの姿は消滅した。
B01 | ●旧塗装 [前面窓黒枠] |
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旧塗装に復元された7004Fの姿。2008年に7004Fが旧塗装に復元された。当初は前面窓枠が黒色であり、登場時の姿とは異なっていた。2012年に前面窓枠が銀色に変更され、この姿は消滅した。
B02 | ●新塗装 [前面窓銀枠] |
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前面窓枠交換後の7003Fの姿。2012年に7003Fは前面窓枠が銀色に変更された。改造直後は新塗装であり、この姿で試運転を行った。営業運転に使用されることはなかった。後に旧塗装に変更され、この姿は消滅した。