小田急電鉄20000形/富士急行8000系
《最終更新》 2024年9月2日
概要
20000形は小田急電鉄が1990年から製造した特急用電車である。JR御殿場線に乗り入れる特急「あさぎり」用の車両として、1991年にかけて7両編成2本が投入された。愛称は「RSE」である。2012年に運行を終了し、一部が富士急行に譲渡された。
富士急行8000系は2013年に小田急電鉄2000形を譲受した電車である。特急「フジサン特急」の専用車両として、3両編成1本が導入された。
外観の特徴
ハイデッカー構造の1・2・5~7号車(以下、1階車)とダブルデッカー構造の3・4号車(2階車)が存在する。塗装は白をベースに水色と赤帯(●標準色)である。
富士急行8000系は編成短縮および側窓の開閉化改造(側窓改造)を施し、白をベースにキャラクターのイラスト(●フジサン色)が採用された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 1階車/●標準色 |
A02 | 現存 | 1階車/●フジサン色 [側窓改造] |
B01 | 現存 | 2階車/●標準色 |
各バリエーション解説
A01 | 1階車/●標準色 |
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ハイデッカー構造の1・2・5~7号車の姿。2012年に廃車され、デハ20001がロマンスカーミュージアムに保存されている。
小田急電鉄 20001F
小田原駅 2012年3月