小田急電鉄1000形
《最終更新》 2023年4月6日
概要
1000形は小田急電鉄が1987年から製造した電車である。1993年にかけて10両編成4本、8両編成1本、6両編成12本、4両編成19本が投入された。
外観の特徴
標準的な側扉の幅を採用した車両(以下、標準形)と2m幅の側扉を採用したワイドドア車(広扉形)が存在する。ワイドドア車は1991年と1992年に製造された6両編成2本と4両編成6本が該当する。1998年にドア幅が1.6mに改造され、2004年には一部車両に中間車化改造をを施したうえで6両編成6本に組成変更された。
落成時の塗装は全車両がステンレス地にロイヤルブルー帯(●旧塗装)であった。2009年には箱根登山線で使用される4両編成の一部が赤を基調とした塗装(●箱根色)に変更された。2014年からリニューアル改造(リニューアル)が施され、走行装置や内装更新のほか、行先表示器のフルカラーLED化(FC-LED)と帯色がインペリアルブルー(●新塗装)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 標準形/●旧塗装 |
A02 | 消滅 | 標準形/●箱根色 |
A11 | 現存 | 標準形/●新塗装 [リニューアル][FC-LED] |
B01 | 消滅 | 広扉形/●旧塗装 |
各バリエーション解説
A02 | 標準形/●箱根色 |
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1058F~1061Fの塗装変更後の姿。2009年から2012年にかけて、主に箱根登山線で運用される1058F~1061Fの塗装が変更された。2022年までに廃車され、この姿は消滅した。
小田急電鉄 1061F
入生田駅 2020年8月
A11 | 標準形/●新塗装 [リニューアル][FC-LED] |
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リニューアル後の姿。2014年から2022年にかけて、一部編成にリニューアル改造が施された。行先表示器のフルカラーLED化や帯色が変更された。
小田急電鉄 1095F
小田原駅付近 2023年3月