京王帝都電鉄7000系

京王帝都電鉄7000系

《最終更新》 2022年8月25日

概要

7000系は京王帝都電鉄が1984年から製造した電車である。1996年までに190両が製造された。


外観の特徴

1984年から1987年にかけて製造された車両(以下、前期形)は側板にコルゲートを設置したコルゲート車体である。1987年以降に製造された車両(後期形)はコルゲートを廃したビードプレス車体である。

前期形の落成時の塗装は、窓下に赤帯(旧塗装Ⅰ)であった。後期形は前頭部がクリーム色で窓の上下に赤帯(旧塗装Ⅱ)で落成された。のちに前頭部がクリーム色で窓下に赤帯(旧塗装Ⅲ)に統一された。2002年には8000系に準じたピンク色と青帯(新塗装)に変更された。

改造による変化として、1994年以降にスカートが設置された。2009年頃に10両編成を対象として、行先表示器がフルカラーLED式(FC-LED)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/旧塗装Ⅰ

1984年から1987年にかけて製造された前期形の落成時の姿。コルゲート車体である。無塗装の車体に赤帯を配した塗装であった。後に後期形に準じた塗装に変更され、この姿は消滅した。

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A02 前期形/旧塗装Ⅱ

前期形の塗装変更後の姿。1988年頃に後期形の車両と同じく、前面をクリーム色とした塗装に変更された。初期に変更された編成のみ、窓上にも赤帯が追加されていた。後に窓上の赤帯は消去され、この姿は消滅した。

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A03 前期形/旧塗装Ⅲ

前期形の塗装変更後の姿。1988年頃に後期形の車両と同じく、前面をクリーム色とした塗装に変更された。窓上の赤帯は追加されていない。後にスカートが設置され、この姿は消滅した。

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A04 前期形/旧塗装Ⅲ [スカート]

前期形のスカート設置後の姿。1994年以降にスカートが設置された。2002年に帯色が変更され、この姿は消滅した。

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A11 前期形/新塗装 [スカート]

前期形の帯色変更後の姿。2002年に8000系に準じた帯色に変更された。現在もこの姿で使用されている。

京王線 7726F
京王線 7728F
撮影場所 京王堀之内駅   撮影日 2022年5月
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B01 後期形/旧塗装Ⅱ

1987年以降に製造された後期形のうち、初期に製造された車両の登場時の姿。ビードプレス車体である。ステンレス車体で前面はクリーム色、窓の上下に赤帯がまかれていた。後に窓上の赤帯が廃止され、この姿は消滅した。

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B02 後期形/旧塗装Ⅲ

後期形の登場時の姿。1988年以降に製造された車両は、窓下のみに赤帯がまかれてた。1987年に製造され、窓上に赤帯をまいていた車両もこの姿に変更された。後にスカートが設置と帯色の変更により、この姿は消滅した。

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B03 後期形/旧塗装Ⅲ [スカート]

後期形のスカート設置後の姿。1994年以降にスカートが設置された。2両編成の一部を除き、全車に設置されている。2002年に帯色が変更され、この姿は消滅した。

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B11 後期形/新塗装

帯色変更後もスカートが設置されていない後期形の姿。2両編成の八王子方先頭車の一部にスカートが未設置の車両が存在する。

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B12 後期形/新塗装 [スカート]

後期形の帯色変更後の姿。2002年に8000系に準じた帯色に変更された。後期形の一部の車両は現在もこの姿で使用されている。

京王線 7421F
京王線 7421F
撮影場所 東府中駅付近   撮影日 2015年10月
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B13 後期形/新塗装 [スカート][FC-LED]

後期形のフルカラーLED化後の姿。2009年頃に10両編成の車両を対象として、行先表示器がフルカラーLED式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

京王線 7724F
京王線 7724F
撮影場所 笹塚駅   撮影日 2022年8月
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