京成電鉄3000形(2代)
概要
3000形は京成電鉄が2002年から製造した電車である。2019年までに8両編成19本と6両編成29本が投入された。
外観の特徴
製造時期により差異が存在する。2002年から2015年までに製造された車両(以下、前期形)と2016年以降に製造された車両(後期形)では、客扉の窓ガラスの支持方法が異なっている。
行先表示器は2008年までに製造された車両が3色LED式であり、2010年以降はフルカラーLED式である。3色LED式で製造された車両も2009年頃からフルカラーLED式に変更された。
塗装は赤と青の帯(●標準色)であるが、2010年に成田空港線に投入された編成は青を基調としたグラデーションの塗装(●旧空港色)である。2019年にオレンジ帯(●新空港色)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●標準色 [3色LED] |
A02 | 現存 | 前期形/●標準色 [FC-LED] |
A03 | 消滅 | 前期形/●旧空港色 [FC-LED] |
A04 | 現存 | 前期形/●新空港色 [FC-LED] |
B01 | 現存 | 後期形/●標準色 [FC-LED] |
各バリエーション解説
A01 | 前期形/●標準色 [3色LED] |
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2002年から2008年までに製造された車両の製造時の姿。3色LED式行先表示器であった。2009年頃にフルカラーLED式に改造され、この姿は消滅した。
A02 | 前期形/●標準色 [FC-LED] |
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2015年までに製造された前期形の姿。2008年以前に製造された車両は3色LED式行先表示器であったが、2009年頃にフルカラーLED式に改造された。2010年以降に製造された車両はフルカラーLED式で製造された。
A03 | 前期形/●旧空港色 [FC-LED] |
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2010年に京成成田空港線用に製造された3050形の落成時の姿。2019年に塗装が変更され、この姿は消滅した。
A04 | 前期形/●新空港色 [FC-LED] |
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3050形の塗装変更後の姿。2019年にオレンジ帯(●新空港色)に変更された。現在もこの姿で使用されている。
B01 | 後期形/●標準色 [FC-LED] |
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2016年以降に製造された後期形の姿。客扉の窓ガラスの支持方法が変更されている。現在もこの姿で使用されている。