富山地方鉄道16010形

西武鉄道5000系/富山地方鉄道16010形

《最終更新》 2023年7月15日

概要

5000系は西武鉄道が1969年から製造した特急形電車である。1978年にかけて6両編成6本が投入された。愛称は「レッドアロー」である。1995年までに廃車され、富山地方鉄道に譲渡された。

富山地方鉄道16010形は1995年から西武鉄道5000系を譲受した電車である。1996年にかけて3両編成2本が投入された。


外観の特徴

塗装はクリーム色に赤帯(以下、標準色)である。改造による変化として、1978年頃に前面に愛称表示器が設置され、1980年代に屋根上に通風器が設置された。1978年に製造された増備車は、落成時から愛称表示器と通風器を装備していた。

富山地方鉄道16010形は導入時の改造で前面に行先表示器が設置(前面行先表示器)され、前面の社紋エンブレムが撤去(社紋撤去)された。2011年に16013Fが観光列車「アルプスエキスプレス」に改造され、車体に装飾が追加された(●アルプスエキスプレス)。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 標準色

落成時の姿。1978年頃に前面愛称表示器が設置され、この姿は消滅した。1999年に保存車のクハ5503に復元改造が施され、この姿で保存されている。

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A02 標準色 [愛称表示器]

愛称表示器設置後の姿。1978年頃に前面愛称表示器が設置された。1980年代に屋根上に通風器が設置され、この姿は消滅した。

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A03 標準色 [愛称表示器][通風器]

通風器設置後の姿。1980年代に屋根上に通風器が設置された。1978年に製造された増備車は落成時からこの姿であった。1995年までに廃車され、この姿は消滅した。

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A04 標準色 [愛称表示器][通風器][前面行先表示器][社紋撤去]

富山地方鉄道16010形の姿。導入時に前面行先表示器が設置され、前面の社紋エンブレムが撤去された。現在もこの姿で使用されている。

富山地方鉄道 16011F
富山地方鉄道 16011F
撮影場所 稲荷町駅付近   撮影日 2022年7月
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A11 ●アルプスエキスプレス [愛称表示器][通風器][前面行先表示器][社紋撤去]

「アルプスエキスプレス」の姿。2011年に16013Fが観光列車「アルプスエキスプレス」に改造され、車体に装飾が追加された。現在もこの姿で使用されている。

富山地方鉄道 16013F
富山地方鉄道 16013F
撮影場所 稲荷町駅   撮影日 2014年3月
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