東武鉄道20000/20050/20070/20400系
《最終更新》 2021年6月13日
概要
20000系は東武鉄道が1988年から製造した電車である。1992年にかけて、伊勢崎線の日比谷線直通列車向けに8両編成13本が投入された。1992年以降は走行機器の改良と一部車両を5扉車とした20050系が製造され、1994年にかけて8両編成8本が投入された。1996年以降は再び全車を3扉とした20070系が製造され、1997年にかけて8両編成3本が投入された。2018年から短編成化とリニューアル改造によって20400系に改造され、日光線・宇都宮線に転用された。
外観の特徴
20000系(以下、前期形)は全車が3扉であり、幕式行先表示器が特徴である。20050系(中期形)は1・2・7・8号車が5扉に変更され、3色LED式の行先表示器(3C-LED)が特徴である。また、側扉の高さが変更された。20070系(後期形)は全車3扉であり、20050系と同様にLED式の行先表示器と側扉の高さが特徴である。塗装はマルーン色の帯(●標準色)である。
改造による変化として、2018年から短編成化とリニューアル改造が施された。行先表示器のフルカラーLED化(FC-LED)、5扉車の3扉化(3扉改造)、スカート設置(スカート)、塗装が青と黄帯(●更新色)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●標準色 |
A02 | 現存 | 前期形/●更新色 [FC-LED][スカート] |
B01 | 消滅 | 中期形/●標準色 [3C-LED] |
B02 | 現存 | 中期形/●更新色 [FC-LED][スカート][3扉改造] |
C01 | 消滅 | 後期形/●標準色 [3C-LED] |
C02 | 現存 | 後期形/●更新色 [FC-LED][スカート] |
各バリエーション解説
B02 | 中期形/●更新色 [FC-LED][スカート][3扉改造] |
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20050系の短編成化改造後の姿。現在もこの姿で使用されている。
南栗橋車両管区新栃木出張所 21436F
新栃木駅 2021年6月