東武鉄道200/250系

東武鉄道200/250系

《最終更新》 2022年12月4日

概要

200系は東武鉄道が1990年から製造した特急列車用の電車である。急行「りょうもう」に使用されていた1800系の置き換え用として、6両編成9本が投入された。走行機器の一部は1700系と1720系から流用したものである。一方、250系は1998年に6両編成1本が製造された増備車であり、走行機器も含めて完全新造車である。1999年に急行「りょうもう」は格上げされ、現在は特急「りょうもう」に充当されている。


外観の特徴

200系と250系では、台車や走行機器は異なるものの、車体の外観の差異はない。塗装は白をベースに赤帯と窓回りが黒色(以下、●標準色)である。2016年に208Fが台湾鉄道管理局のプユマ号の塗装(プユマ色)に変更された。

2021年に205F、2022年に209Fが1800系に準じた赤に白帯(急行色)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 ●標準色

落成時の姿。現在もこの姿で使用されている。

南栗橋車両管区館林出張所 202F
南栗橋車両管区館林出張所 202F
撮影場所 獨協大学前駅   撮影日 2021年6月
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A02 プユマ色

2016年に台湾鉄道管理局プユマ号の塗装が施された208Fの姿。2018年に標準色に変更され、この姿は消滅した。

南栗橋車両管区館林出張所 208F
南栗橋車両管区館林出張所 208F
撮影場所 五反野駅   撮影日 2017年10月
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A03 急行色

リバイバルカラーが施された205F、209Fの姿、2021年から2022年にかけて、1800系に準じた塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

南栗橋車両管区館林出張所 205F
南栗橋車両管区館林出張所 205F
撮影場所 新越谷駅   撮影日 2022年11月
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