東武鉄道100系
概要
100系は東武鉄道が1990年から製造した特急列車用の電車である。1991年にかけて6両編成9本が投入され、「スペーシアきぬ」、「スペーシアけごん」、「スペーシア日光」、「スペーシアきぬがわ」に充当される。
外観の特徴
落成時の差異はなく、全車が白をベースに赤とオレンジの帯、窓回りを黒色とした塗装(以下、●標準色)であった。
2011年からリニューアルが開始され、103F、104F、106Fが白をベースに青帯と窓回りをオレンジ色とした塗装(●オレンジ色)、102F、105F、107Fが窓回りを紫色とした塗装(●雅色)、101F、108F、109Fが窓周りを水色とした塗装(●粋色)に変更された。
2015年には「日光東照宮四百年式年大祭」を記念して、103F、106Fが金色をベースとした塗装(●日光詣色)に変更された。
2021年には登場30周年を記念した塗装変更が実施され、101Fが1720系に準じたベージュにマルーン色の塗装(●DRC色)に変更された。2021年から順次、標準色に変更されている。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | ●標準色 |
A11 | 消滅 | ●オレンジ色 |
A12 | 現存 | ●雅色 |
A13 | 消滅 | ●粋色 |
A21 | 現存 | ●日光詣色 |
A22 | 現存 | ●DRC色 |
各バリエーション解説
A01 | ●標準色 |
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落成時の姿。リニューアルに伴う塗装変更によって、2012年8月にこの姿は消滅した。2021年から順次、標準色に変更され、現在もこの姿で使用されている。
A11 | ●サニーコーラルオレンジ色 |
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103F、104F、106Fのリニューアル後の姿。2015年に103Fと106Fが日光詣色に変更、2022年に104Fが廃車され、この姿は消滅した。
A21 | ●日光詣色 |
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日光詣スペーシアの姿。2015年に103F、2016年に106Fがこの塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。
A22 | ●DRC色 |
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リバイバルカラーが施された101Fの姿。2021年に1720系に準じた塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。