キハ40系酷寒形

国鉄キハ40系(酷寒形)/道南いさりび鉄道キハ40形

《最終更新》 2021.04.17

【キハ40系(酷寒形)の定義】
本ページにおいてはキハ40系のうちキハ40形(101~250)、キハ48形(301~304・1301~1303)を酷寒形として扱う。

1.概要

キハ40系(酷寒形)は北海道地区に投入されたキハ40形100番台とキハ48形300・1300番台が該当する。酷寒地に対応するため、側窓に二重窓が採用されている点が特徴である。

1977年から1982年にかけて、キハ40形150両(101~250)とキハ48形7両(301~304・1301~1303)が北海道地区に投入され、道内各地の普通列車に使用された。1988年には一部車両が急行列車用のキハ400形とキハ480形に改造され、2000年まで急行「宗谷」・「天北」・「利尻」・「サロベツ」などに使用された。2016年には北海道新幹線開業に伴い、キハ40形9両が道南いさりび鉄道に譲渡された。近年はH100形の増備によって、廃車が進行している。


2.外観の特徴

2.1.落成時の差異

落成時期によって、車体構造に差異が存在する。


キハ40-101◆前期形
1977年に落成したキハ40形(101~116)が該当する。開口部の角が直角に処理されたスカートと大型なタイフォンカバーが特徴である。


キハ40-158◆後期形
1979年から1982年に落成されたキハ40形(117~205)とキハ48形(301~304・1301~1303)が該当する。開口部の角が鋭角に処理されたスカートと小型なタイフォンカバーが特徴である。車内座席レイアウトの変更に伴って、側窓の配置も変更されている。


2.2.改造による差異

◆変形スカート
キハ40-172(→801→1801)、173(→792→1792)の後位側は前期形に準じたスカートが装着されている。改造の時期や目的は不明である。


AU400冷房装置◆AU400冷房装置
1988年に急行列車用として改造されたキハ400・キハ480形はAU400冷房装置によって冷房化改造が施された。屋根上に設置された角形の冷房装置が特徴である。


AU26冷房装置◆AU26冷房装置
1996年に札沼線用として改造されたキハ40形(301~306・331~336)、キハ48形(1331~1333)はAU26冷房装置によって冷房化改造が施された。屋根上に設置された薄型の冷房装置が特徴である。2004年にはキハ400形(501~503)の冷房装置が更新され、AU26冷房装置に変更された。


◆タイフォン閉塞
2015年にキハ40-827のタイフォンが撤去され、タイフォンカバーの開口部が鉄板で塞がれた。警笛は電子ホーンおよび屋根上のホイッスルに変更されている。タイフォンの撤去は他車にも見られたが、タイフォンカバーを残置したのは同車のみであった。2017年には残置されていたタイフォンカバー全体が撤去された。


キハ40 釧路◆タイフォン撤去
2015年から旭川地区と釧路地区の車両のタイフォンが撤去された。タイフォンカバー全体が撤去され、撤去部分は平滑化されている。警笛は電子ホーンおよび屋根上のホイッスルに変更されている。


◆ぽっぽや号改造
1999年に映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影用としてキハ40-764がキハ12形風に改造された。前照灯の1灯化、前面窓の小型化、側窓をバス窓風に改装している。撮影終了後は前照灯を2灯に改造し、観光列車「ぽっぽや号」として使用された。


2.3.塗装の差異

キハ40-158●朱色
落成時の塗装。落成時は全車両がこの塗装であった。1995年までに北海道色に変更されたが、現在はリバイバルカラーとして一部車両にこの塗装が施されている。


キハ40 旧北海道色旧北海道色
1990年から1994年に塗装変更された一般車に施された塗装。白をベースに窓上に黄緑帯、窓下に黄緑と青帯である。帯のデザインに差異が見られ、大半の車両は窓下の黄緑帯と青帯の間にスペースが空いているパターン(旧北海道色Ⅰ)であるが、窓下の黄緑帯と青帯にスペースがないパターン(旧北海道色Ⅱ)が少数存在した。キハ40-179は塗装変更後のごく短期間のみ、前面に帯が回り込まず、尾灯の高さに緑帯が配されたパターン(旧北海道色Ⅲ)であった。


キハ40 北海道色新北海道色
1995年以降に塗装変更された一般車に施された塗装。白をベースに窓上に青帯、窓下に黄緑と青帯である。


キハ40 札沼線旧札沼色/新札沼色
1996年に札沼線用に改造されたキハ40-401・402に施された塗装。白をベースに窓上に青帯、窓下に黄緑と青帯、側扉が黄緑色である(新札沼色)。キハ40-401のみ落成時は窓上が黄緑帯で窓下の黄緑帯と青帯にスペースが空いていた(旧札沼色)。


キハ40 日高色日高色
1998年から1999年にかけて、日高線用に改造されたキハ40-351~360に施された塗装。白をベースに窓周りと裾部が青色、ピンク色と黄緑色の帯が配されている。


キハ400 急行急行色
急行列車用として改造されたキハ400形とキハ480形に施された塗装。白とグレーのツートンで窓下に赤帯、窓上に黄緑帯である。2020年にキハ40-1741にこの塗装が施された。


キハ400 お座敷座敷色
1997年にお座敷気動車として改造されたキハ400形(501~503)に施された塗装。赤と濃淡のグレーに金帯である。


キハ40 キタキツネキタキツネ/カニ/イカ
1997年にJR北海道発足10周年を記念して施された特別塗装。旭川地区のキハ40-724は緑色にキタキツネ、釧路地区のキハ40-741は水色にカニ、函館地区のキハ40-807は青色にイカのイラスト塗装が施された。


キハ40 バーベキュー列車BBQ色
2005年に臨時列車「大沼・流山温泉バーベキュー号」に使用されたキハ40-1792・1796に施された特別塗装。茶色をベースにイラスト装飾が施されている。


キハ40 山明号山明号/紫水号
2019年に沿線活性化プロジェクトのため、「山明号」に改造されたキハ40-1790と「紫水号」のキハ40-1791の塗装。キハ40-1790は緑色を基調に山をイメージした装飾、キハ40-1791は紫色を基調に雪の結晶をイメージした装飾が施されている。


キハ40 ながれま号ながれま号
道南いさりび鉄道のイベント対応車両「ながれま号」の塗装。紺色をベースに装飾が施されている。


キハ40 道南いさりび鉄道山吹色/濃緑色/濃赤色/白色
道南いさりび鉄道の一般車の塗装。車両ごとに基本色が異なり、キハ40-1814・1815は山吹色、キハ40-1810は濃緑色、キハ40-1796は濃赤色、キハ40-1815は白色である。


キハ40 国鉄急行色国鉄急行色
キハ56形など国鉄急行形気動車に施された塗装。道南いさりび鉄道のキハ40-1798にこの塗装が採用された。クリーム色をベースに窓周りが赤色である。


国鉄一般色
キハ22形など国鉄一般形気動車に施された塗装。2021年に釧路支社の各線区の周年記念として、キハ40-1759・1766に採用された。クリーム色とオレンジ色のツートンである。


3.特徴マトリックス図

 
 

●朱色
旧北海道色Ⅰ
旧北海道色Ⅱ
旧北海道色Ⅲ
新北海道色
旧札沼色
新札沼色
日高色
急行色
座敷色
キタキツネ
カニ
イカ
BBQ色
山明号
紫水号
ながれま号
山吹色
濃緑色
濃赤色
白色
国鉄急行色
国鉄一般色
前期形
前期形
前期形
後期形
後期形
後期形
後期形
後期形
後期形
後期形
 
フォン閉塞 フォン撤去   変形スカ フォン撤去 AU400 AU26 ぽっぽや
(1灯)
ぽっぽや
(2灯)
 
A01 B01 B02 B03 C01 C02
B11 B12  
B13
B14
A11 A12 A13 B21 B22 B24 B23  
B31  
B32  
B33  
B42 B41  
B43 B44  
B51  
B52  
B53  
B54 B55  
B61  
B62  
B71  
B72  
B73  
B74  
B75  
B81  
B82  

4.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

5.各バリエーション解説

A01 酷寒形(前期)/●朱色

キハ40形(101~116)の落成時の姿。開口部の角が直角に処理されたスカートと大型なタイフォンカバーが特徴である。1994年から1995年にワンマン化改造が施され、塗装変更によってこの姿は消滅した。

旭川運転所 キハ40-101
旭川運転所 キハ40-101
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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A11 酷寒形(前期)/新北海道色

前期形の塗装変更後の姿。1994年から1995年にワンマン化改造が施され、同時にこの塗装になった。現在も一部車両がこの姿で使用されている。

函館運輸所 キハ40-835
函館運輸所 キハ40-835
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020.08.31
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A12 酷寒形(前期)/新北海道色 [タイフォン閉塞]

キハ40-827のタイフォン閉塞後の姿。2015年にタイフォンが更新され、従来のタイフォンカバーは開口部が閉塞された。タイフォンの更新はJR北海道の旭川地区と釧路地区の車両に普及したが、この方式が採用されたのは同車のみであった。2017年にタイフォンカバーが撤去され、この姿は消滅した。

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A13 酷寒形(前期)/新北海道色 [タイフォン撤去]

前期形のタイフォン撤去後の姿。2015年から旭川地区のキハ40形(826~830、832~834)のタイフォンが更新され、従来のタイフォンカバーが撤去された。キハ40-827のみタイフォン更新後もタイフォンカバーが残され、開口部が閉塞されていたが、2017年に再改造され、この姿になった。現在もこの姿で使用されている。

旭川運転所 キハ40-830
旭川運転所 キハ40-830
撮影場所 東旭川駅   撮影日 2020.08.30
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B01 酷寒形(後期)/●朱色

キハ40形(117~250)、キハ48形(301~304・1301~1304)の落成時の姿。開口部の角が鋭角に処理されたスカートと小型なタイフォンカバーが特徴である。1995年までに塗装変更され、この姿の車両は消滅していたが、2010年に釧路地区のキハ40-777・1749・1758、2018年に道南いさりび鉄道のキハ40-1807がこの塗装になった。釧路地区の車両は2015年以降にタイフォンカバーが撤去されたため、現在は道南いさりび鉄道のキハ40-1807のみがこの姿である。

道南いさりび鉄道 キハ40-1807
道南いさりび鉄道 キハ40-1807
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020.08.31
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B02 酷寒形(後期)/●朱色 [変形スカート]

キハ40-172・173の後位側の姿。前期形に準じたスカートが特徴である。後に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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B03 酷寒形(後期)/●朱色 [タイフォン撤去]

キハ40-777・1749・1758のタイフォン撤去後の姿。釧路地区のキハ40-777・1749・1758は2010年に朱色に変更された。2015年以降のタイフォン更新で従来のタイフォンカバーが撤去され、この姿になった。現在もこの姿で使用されている。

釧路運輸車両所 キハ40-1758
釧路運輸車両所 キハ40-1758
撮影場所 当麻駅   撮影日 2021.02.27
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B11 酷寒形(後期)/旧北海道色Ⅰ

後期形の塗装変更後の姿。1990年からワンマン化改造とあわせて塗装が変更された。1994年以前に塗装変更された車両は窓上の帯が黄緑色で、窓下の黄緑帯と青帯の間にはスペースが空いていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

苫小牧運転所 キハ40-788
苫小牧運転所 キハ40-788
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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B12 酷寒形(後期)/旧北海道色Ⅰ [変形スカート]

キハ40-172・173の塗装変更後の姿。高位側は前期形に準じたスカートが特徴である。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

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B13 酷寒形(後期)/旧北海道色Ⅱ

後期形の塗装変更後の姿。1990年からワンマン化改造とあわせて塗装が変更された。一部車両は窓下の黄緑帯と青帯のスペースが空いていなかった。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

函館運転所 キハ40-805
函館運転所 キハ40-805
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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B14 酷寒形(後期)/旧北海道色Ⅲ

キハ40-179の塗装変更後の姿。1990年頃に塗装が変更された。同車はキハ141形に準じた塗装パターンが特徴であった。後に旧北海道色Ⅰに変更され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ40-179
苗穂車両所 キハ40-179
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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B21 酷寒形(後期)/新北海道色

後期形の塗装変更後の姿。1990年からワンマン化改造とあわせて塗装が変更された。1995年以降に塗装変更された車両は窓上の帯が青色で、窓下の黄緑帯と青帯の間にスペースが空いていない。1994年以前に塗装変更された旧北海道色の車両も順次統一された。現在もこの姿で使用されている。

函館運輸所 キハ40-1806
函館運輸所 キハ40-1806
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020.08.31
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B22 酷寒形(後期)/新北海道色 [変形スカート]

キハ40-172(→801→1801)・173(→792→1792)の塗装変更後の姿。1995年以降に旧北海道色から変更された。高位側は前期形に準じたスカートが特徴である。現在はこの姿で使用されている。

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B23 酷寒形(後期)/新北海道色 [AU26]

札沼線用のキハ40形(301~306・331~336)、キハ48形(1331~1333)の姿。屋根上に設置されたAU26冷房装置が特徴である。キハ40形(301~306)は1996年に札沼線用として700番台をロングシート化と冷房化した車両で、キハ40形(331~336)とキハ48形(1331~1333)は急行用のキハ400形とキハ480形を札沼線用に格下げ改造した車両である。2012年に札沼線から撤退したが、現在は事業用として一部がこの姿で使用されている。

苗穂車両所 キハ48-1333
苗穂車両所 キハ48-1333
撮影場所 札幌駅   撮影日 2009.08.12
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B24 酷寒形(後期)/新北海道色 [タイフォン撤去]

後期形のタイフォン撤去後の姿。2015年から旭川地区と釧路地区の車両のタイフォンが更新され、従来のタイフォンカバーが撤去された。現在はこの姿で使用されている。

旭川運転所 キハ40-732
旭川運転所 キハ40-732
撮影場所 旭川四条駅   撮影日 2020.08.30
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B31 酷寒形(後期)/旧札沼色

札沼線用のキハ40-401の落成時の姿。1996年に札沼線(石狩当別~新十津川)用として機関換装と塗装変更を施した。同車は窓上帯が黄緑色であった点が特徴であった。のちに新札沼色に変更され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ40-401
苗穂車両所 キハ40-401
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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B32 酷寒形(後期)/新札沼色

札沼線用のキハ40-401・402の姿。1996年に札沼線(石狩当別~新十津川)用として機関換装と塗装変更を施した。キハ40-402は落成時から窓上帯が青色であった。のちにキハ40-401もこの塗装に変更された。2020年に札沼線(石狩当別~新十津川)が廃止され、定期運用を失ったが、現在も苗穂車両所に留置されている。

苗穂車両所 キハ40-401
苗穂車両所 キハ40-401
撮影場所 札幌駅   撮影日 2014.08.25
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B33 酷寒形(後期)/日高色

日高線用のキハ40形(351~360)の姿。1998年から1999年にかけて700番台を改造した車両で、機関換装と塗装変更が施された。現在もこの姿で使用されている。

苫小牧運転所 キハ40-357
苫小牧運転所 キハ40-357
撮影場所 苫小牧駅   撮影日 2020.08.29
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B41 酷寒形(後期)/急行色 [AU400]

急行列車用のキハ400形とキハ480形の姿。1988年に宗谷本線の急行列車用として、機関換装や座席交換、冷房化改造、塗装変更を施した。2000年まで急行列車として使用された。札沼線用やお座敷列車に転用され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ400-146
苗穂車両所 キハ400-146
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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B42 酷寒形(後期)/急行色

急行色に変更されたキハ40-1741の姿。2020年にキャンペーンの一環として旭川地区のキハ40-1741がキハ400形に準じた塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

旭川運転所 キハ40-1747
旭川運転所 キハ40-1747
撮影場所 北見駅付近   撮影日 2021.02.28
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B43 酷寒形(後期)/座敷色 [AU400]

お座敷気動車のキハ400形(501~503)の姿。キハ56系「くつろぎ」の置換用として、1997年にキハ400形から改造された。2004年に冷房装置が更新され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ400-501
苗穂車両所 キハ400-501
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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B44 酷寒形(後期)/座敷色 [AU26]

お座敷気動車のキハ400形(501~503)の冷房更新後の姿。2004年に冷房装置が更新され、この姿になった。2016年までに廃車され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ400-501
苗穂車両所 キハ400-501
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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B51 酷寒形(後期)/キタキツネ

特別塗装が施されていた旭川地区のキハ40-724の姿。1997年にJR北海道発足10周年を記念した特別塗装が施された。同車はキタキツネが描かれていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

旭川運転所 キハ40-724
旭川運転所 キハ40-724
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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B52 酷寒形(後期)/カニ

特別塗装が施されていた釧路地区のキハ40-741の姿。1997年にJR北海道発足10周年を記念した特別塗装が施された。同車はカニが描かれていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

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B53 酷寒形(後期)/イカ

特別塗装が施されていた函館地区のキハ40-807の姿。1997年にJR北海道発足10周年を記念した特別塗装が施された。同車はイカが描かれていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

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B54 酷寒形(後期)/BBQ色

2005年に臨時列車「大沼・流山温泉バーベキュー号」の充当車両として特別塗装が施されたキハ40-1792・1796の姿。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

函館運輸所 キハ40-1792
函館運輸所 キハ40-1792
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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B55 酷寒形(後期)/BBQ色 [変形スカート]

2005年に臨時列車「大沼・流山温泉バーベキュー号」の充当車両として特別塗装が施されたキハ40-1792の後位側の姿。前期形に準じたスカートが特徴である。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

函館運輸所 キハ40-1792
函館運輸所 キハ40-1792
撮影日 CGによる再現(2021.02作成)
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B61 酷寒形(後期)/山明号

「山明号」に改造されたキハ40-1790の姿。同車は2019年に沿線活性化プロジェクトのため、「山明号」として内外装が更新された。現在もこの姿で使用されている。

苗穂運転所 キハ40-1790
苗穂運転所 キハ40-1790
撮影場所 岩見沢駅   撮影日 2021.03.01
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B62 酷寒形(後期)/紫水号

「紫水号」に改造されたキハ40-1791の姿。同車は2019年に沿線活性化プロジェクトのため、「紫水号」として内外装が更新された。現在もこの姿で使用されている。

旭川運転所 キハ40-1791
旭川運転所 キハ40-1791
撮影場所 遠軽駅   撮影日 2021.02.28
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B71 酷寒形(後期)/ながれま号

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1793・1799の姿。2016年の道南いさりび鉄道の開業にあわせて、イベント対応車両の「ながれま号」として内外装が更新された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40-1799
道南いさりび鉄道 キハ40-1799
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020.08.31
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B72 酷寒形(後期)/山吹色

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1814・1815の姿。2016年から2017年にかけて塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40-1812
道南いさりび鉄道 キハ40-1812
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020.08.31
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B73 酷寒形(後期)/濃緑色

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1810の姿。2017年に塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40-1810
道南いさりび鉄道 キハ40-1812
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020.08.31
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B74 酷寒形(後期)/濃赤色

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1796の姿。2017年に塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。

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B75 酷寒形(後期)/白色

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1815の姿。2017年に塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40-1815
道南いさりび鉄道 キハ40-1815
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020.08.31
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B81 酷寒形(後期)/国鉄急行色

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40-1798の姿。2019年に国鉄急行色に準じた塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40-1798
道南いさりび鉄道 キハ40-1798
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020.08.31
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B82 酷寒形(後期)/国鉄一般色

釧路地区のキハ40-1759・1766の姿。2021年に釧路支社の各線区の周年記念として、この塗装が採用された。現在もこの姿で使用されている。

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C01 酷寒形(後期)/●朱色 [ぽっぽや号改造(1灯)]

映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影用として改造されたキハ40-764の姿。1999年に映画の撮影用としてキハ12形風に改造された。前照灯の1灯化や側窓をバス窓風に改装している。撮影終了後は前照灯を2灯に改造し、観光列車「ぽっぽや号」として運行していたが、2005年に廃車された。廃車後は前照灯を1灯に再改造し、車体の一部が幾寅駅前で保存されている。

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C02 酷寒形(後期)/●朱色 [ぽっぽや号改造(2灯)]

映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影用として改造されたキハ40-764の前照灯改造後の姿。撮影終了後は前照灯が2灯に改造された。観光列車「ぽっぽや号」として運行していたが、2005年に廃車された。廃車後は前照灯が1灯に再改造され、この姿は消滅した。

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