キハ40系酷寒形

国鉄キハ40系(酷寒形)/道南いさりび鉄道キハ40形

《最終更新》 2024年9月26日

概要

キハ40系は国鉄が1977年から製造した一般形気動車である。老朽化した気動車の置き換え用として、1982年までに888両が投入された。北海道地区に投入されたキハ40形100番台、キハ48形300・1300番台(以下、酷寒形)は、酷寒地に対応するため、二重窓仕様の側窓が特徴である。

1977年から1982年にかけて、キハ40形100番台(101~250)、キハ48形300・1300番台(301~304・1301~1303)が北海道地区に投入され、道内各地の普通列車に使用された。1988年に一部車両が急行列車用としてキハ400形(141~149)、キハ480形(304・1301~1303)に改造され、2000年まで急行「宗谷」・「天北」・「利尻」・「サロベツ」などに使用された。2018年から老朽廃車が進行し、現在は函館本線函館地区、日高本線、根室本線富良野地区で運行されている。2025年までに定期運行を終了する予定である。

2016年にはキハ40形9両が道南いさりび鉄道に譲渡され、道南いさりび鉄道線で運行されている。


外観の特徴

1977年に製造されたキハ40 101~116(前期形)は大型なタイフォンカバーと開口部の隅が直角のスカートが特徴である。1979年から1982年に製造されたキハ40 117~205、キハ48 301~304・1301~1303(後期形)は小型なタイフォンカバーと開口部の隅が鋭角状のスカートが特徴である。

落成時の塗装は全車両が朱色(●朱色)である。1990年からJR北海道の標準塗装が採用され、白をベースに窓上が緑帯、窓下に緑帯と青帯、スカートに白色(旧北海道色Ⅱ)が施された。一部車両は塗装パターンが異なり、初期の塗装変更車はスカートが灰色(北海道色Ⅰ)、窓下の緑帯と青帯の余白がない車両(旧北海道色Ⅲ)、キハ40 179はごく短期間のみキハ141系に準じた前面帯が緑帯のみ(旧北海道色Ⅳ)であった。1995年以降は窓上が青帯(新北海道色)が採用された。

改造による変化として、キハ40 172(→801→1801)、173(→792→1792)の後位側のみ前期形に準じたスカートが装着された(変形スカート)。2015年にはキハ40 827の屋根上にホイスルが設置され、タイフォンカバーの開口部が鉄板で塞がれた(タイフォン閉塞)。同年以降は旭川地区と釧路地区の車両にホイスルが設置され、タイフォンが完全に撤去(タイフォン撤去)された。2017年にキハ40 827のタイフォンが完全に撤去された。2017年には検測列車に使用されるキハ40 301の前位側の貫通扉が閉塞され、検測用機器が設置された(貫通扉閉塞)。


函館運輸所 キハ40 835
前期形は大型なタイフォンカバーと開口部の隅が直角のスカートが特徴である。
函館運輸所 キハ40 1806
後期形は小型なタイフォンカバーと開口部の隅が鋭角状のスカートが特徴である。
函館運輸所 キハ40 1801
キハ40 172(→801→1801)、173(→792→1792)は後位側のみ前期形に準じたスカートが特徴である。
釧路運輸車両所 キハ40 1768
旭川地区と釧路地区の車両は屋根上にホイスルが設置され、前面のタイフォンが撤去された。

1988年に急行列車用としてキハ400形、キハ480形に改造され、冷房化に伴って屋根上にAU400冷房装置の搭載(AU400冷房)、および車内レイアウトの変更により一部側窓が閉塞された。塗装は白とグレーのツートンに窓上に緑帯、窓下に赤帯(急行色)が採用された。1997年にはお座敷車両としてキハ400形500番台に再改造され、一部側扉の閉塞、および塗装が赤と濃淡のグレー色に金帯(座敷色)に変更された。

1996年には札沼線(札幌口)用にキハ40形300・330番台、キハ48形1300番台が改造され、AU26冷房装置による冷房化改造が施された(AU26冷房)。2004年にはキハ400形500番台がAU26冷房装置に更新された。

1996年には札沼線(石狩当別以北)用にキハ40形400番台が改造され、キハ150形に準じた走行装置が採用された。塗装は白をベースに窓上に青帯、窓下に緑と青帯、側扉が緑色(札沼色Ⅱ)である。キハ40 401のみ改造当初は窓上が緑帯(札沼色Ⅰ)であった。1998年から1999年には日高線用にキハ40形350番台が改造され、白をベースに窓周りと裾部が青色、ピンク色と黄緑色の帯(日高色)が採用された。

1999年には映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影用として、キハ40 764がキハ12形風に改造された。前照灯の1灯化、前面窓の小型化、側窓をバス窓風に改装した(ぽっぽや号改造(1灯))。撮影終了後は前照灯を2灯に改造(ぽっぽや号改造(2灯))し、観光列車「ぽっぽや号」として使用された。


苗穂車両所 キハ400-141
急行列車用に改造されたキハ400形、キハ480形は屋根上にAU400冷房装置を搭載した。
苗穂車両所 キハ400-501
お座敷車両のキハ400形500番台は前位の側扉が閉塞された。2004年に冷房装置が更新され、AU26冷房装置が採用された。
釧路運輸車両所 キハ40 764
キハ40 764は映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影用として、キハ12形風に改造された。

特別塗装として、1997年にJR北海道発足10周年を記念して、旭川地区のキハ40 724が緑色にキタキツネ(キタキツネ)、釧路地区のキハ40 741が水色にカニ(カニ)、函館地区のキハ40 807は青色にイカ(イカ)のイラスト塗装が施された。2005年にはキハ40 1792・1796が茶色をベースにイラスト装飾(BBQ色)に変更され、臨時列車「大沼・流山温泉バーベキュー号」に使用された。

2010年には釧路地区のキハ40 777・1749・1758が落成時の朱色に変更され、2019年には沿線活性化プロジェクトとして、、キハ40 1790が緑色を基調とした塗装の「山明号」(山明号)、キハ40 1791が紫色を基調にした塗装の「紫水号」(紫水号)に改造された。2020年にはキハ40 1741がキハ400・480形に準じた急行色、2021年にはキハ40 1759・1766がキハ22形に準じたクリーム色と朱色のツートン(国鉄一般色)に変更された。2021年には日高線のキハ40 1706が「カムイサウルス(むかわ竜)復興トレイン」として、白色にラッピング装飾が施された(●むかわ竜)。

2016年に道南いさりび鉄道に譲渡された車両は、2019年にかけて塗装変更が施された。キハ40 1793・1799はイベント対応車両「ながれま号」として、紺色をベースに銀帯(ながれま号)に変更された。キハ40 1812・1814は黄色に青帯(山吹色)、キハ40 1810は濃緑色に銀帯(濃緑色)、キハ40 1796は濃赤色に黄帯(濃赤色)、キハ40 1815は白色に赤帯(白色)である。キハ40 1798は国鉄キハ56系に準じたクリーム色をベースに窓周りが赤色(国鉄急行色)、キハ40 1807は落成時の朱色に変更された。2023年にはキハ40 1814が濃赤色に変更された。


 
 

●朱色
旧北海道色Ⅰ
旧北海道色Ⅱ
旧北海道色Ⅲ
旧北海道色Ⅳ
新北海道色
札沼色Ⅰ
札沼色Ⅱ
日高色
急行色
座敷色
前期形
前期形
前期形
後期形
後期形
後期形
後期形
後期形
後期形
後期形
後期形
 
タイフォン
閉塞
タイフォン
撤去
  変形スカ タイフォン
撤去
AU400 AU26 AU26
貫通扉閉塞
ぽっぽや
(1灯)
ぽっぽや
(2灯)
 
A01 B01 B02 B03 C01 C02
B11  
B12 B13
B14
B15  
A11 A12 A13 B21 B22 B25 B23 B24  
B31  
B32  
B33  
B42 B41  
B43 B44  


 
 

キタキツネ
カニ
イカ
BBQ色
山明号
紫水号
ながれま号
山吹色
濃緑色
濃赤色
白色
国鉄急行色
国鉄一般色
●むかわ竜
後期形
後期形
後期形
 
  変形スカ タイフォン
撤去
 
B51  
B52  
B53  
B54 B55  
B61  
B62  
B71  
B72  
B73  
B74  
B75  
B81  
B82  
B91  

バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/●朱色

前期形(キハ40 101~116)の落成時の姿。開口部の角が直角に処理されたスカートと大型なタイフォンカバーが特徴である。1994年から1995年にワンマン化改造が施され、塗装変更によってこの姿は消滅した。

苗穂運転所 キハ40 109
苗穂運転所 キハ40 109
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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A11 前期形/新北海道色

前期形の塗装変更後の姿。1994年から1995年にワンマン化改造が施され、同時にこの塗装になった。2021年までに廃車され、この姿は消滅した。

函館運輸所 キハ40 835
函館運輸所 キハ40 835
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020年8月
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A12 前期形/新北海道色 [タイフォン閉塞]

キハ40 827のタイフォン閉塞後の姿。2015年に屋根上にホイッスルが設置され、従来のタイフォンカバーは開口部が閉塞された。2017年にタイフォンカバーが撤去され、この姿は消滅した。

旭川運転所 キハ40 827
旭川運転所 キハ40 827
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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A13 前期形/新北海道色 [タイフォン撤去]

前期形のタイフォン撤去後の姿。2015年から旭川地区のキハ40 826~830、832~834の屋根上にホイッスルが設置され、タイフォンカバーが撤去された。キハ40-827のみタイフォン更新後もタイフォンカバーが残され、開口部が閉塞されていたが、2017年に再改造され、この姿になった。2021年までに廃車され、この姿は消滅した。

旭川運転所 キハ40 830
旭川運転所 キハ40 830
撮影場所 東旭川駅   撮影日 2020年8月
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B01 後期形/●朱色

後期形(キハ40 117~250、キハ48 301~304・1301~1304)の落成時の姿。開口部の角が鋭角に処理されたスカートと小型なタイフォンカバーが特徴である。1995年までに塗装変更され、この姿の車両は消滅していたが、2010年に釧路地区のキハ40 777・1749・1758、2018年に道南いさりび鉄道のキハ40 1807がこの塗装になった。釧路地区の車両は2015年以降にタイフォンカバーが撤去されたため、現在は道南いさりび鉄道のキハ40 1807のみがこの姿である。

道南いさりび鉄道 キハ40 1807
道南いさりび鉄道 キハ40 1807
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020年8月
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B02 後期形/●朱色 [変形スカート]

キハ40-172・173の後位側の姿。前期形に準じたスカートが特徴である。後に塗装が変更され、この姿は消滅した。

函館運転所 キハ40 172
函館運転所 キハ40 172
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B03 後期形/●朱色 [タイフォン撤去]

キハ40 777・1749・1758のタイフォン撤去後の姿。釧路地区のキハ40 777・1749・1758は2010年に朱色に変更された。2015年以降にホイッスルが設置され、タイフォンカバーが撤去された。2024年に運用離脱した。

釧路運輸車両所 キハ40 1758
釧路運輸車両所 キハ40 1758
撮影場所 当麻駅   撮影日 2021年2月
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B11 後期形/旧北海道色Ⅰ

後期形の塗装変更後の姿。1990年からワンマン化改造とあわせて塗装が変更された。初期の塗装変更車はスカートが灰色であった。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

苫小牧運転所 キハ40 701
苫小牧運転所 キハ40 701
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B12 後期形/旧北海道色Ⅱ

後期形の塗装変更後の姿。1990年からワンマン化改造とあわせて塗装が変更された。1994年以前に塗装変更された車両は窓上の帯が黄緑色で、窓下の黄緑帯と青帯の間にはスペースが空いていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

旭川運転所 キハ40 744
旭川運転所 キハ40 744
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B13 後期形/旧北海道色Ⅱ [変形スカート]

キハ40 172(→801)、173(→792)の塗装変更後の姿。後位側は前期形に準じたスカートが特徴である。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

函館運転所 キハ40 801
函館運転所 キハ40 801
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B14 後期形/旧北海道色Ⅲ

後期形の塗装変更後の姿。1990年からワンマン化改造とあわせて塗装が変更された。一部車両は窓上の帯が太く、窓下の黄緑帯と青帯のスペースが空いていなかった。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

函館運転所 キハ40 805
函館運転所 キハ40 805
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B15 後期形/旧北海道色Ⅳ

キハ40 179の塗装変更後の姿。1990年頃に塗装が変更された。同車はキハ141系に準じた塗装パターンが特徴であった。後に旧北海道色Ⅱに変更され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ40 179
苗穂車両所 キハ40 179
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B21 後期形/新北海道色

後期形の塗装変更後の姿。1990年からワンマン化改造とあわせて塗装が変更された。1995年以降に塗装変更された車両は窓上の帯が青色で、窓下の黄緑帯と青帯の間にスペースが空いていない。1994年以前に塗装変更された旧北海道色の車両も順次統一された。現在もこの姿で使用されている。

函館運輸所 キハ40 1806
函館運輸所 キハ40 1806
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020年8月
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B22 後期形/新北海道色 [変形スカート]

キハ40 172(→801→1801)・173(→792→1792)の塗装変更後の姿。1995年以降に旧北海道色から変更された。後位側は前期形に準じたスカートが特徴である。現在はこの姿で使用されている。

函館運輸所 キハ40 1801
函館運輸所 キハ40 1801
撮影場所 函館駅   撮影日 2022年6月
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B23 後期形/新北海道色 [AU26]

札沼線用のキハ40 301~306・331~336、キハ48 1331~1333の姿。屋根上に設置されたAU26冷房装置が特徴である。キハ40 301~306は1996年に札沼線用として700番台をロングシート化と冷房化した車両で、キハ40形 331~336、キハ48 1331~1333は急行用のキハ400形とキハ480形を札沼線用に格下げ改造した車両である。2012年に札沼線から撤退したが、現在は事業用として一部がこの姿で使用されている。

苗穂車両所 キハ48 1333
苗穂車両所 キハ48 1333
撮影場所 札幌駅   撮影日 2009年8月
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B24 後期形/新北海道色 [AU26][貫通扉閉塞]

検測列車に使用されるキハ40 301の前位側の姿。2017年に前位側の貫通扉が閉塞され、検測用機器が設置された。現在もこの姿で使用されている。

苗穂車両所 キハ40 301
苗穂車両所 キハ40 301
撮影場所 苗穂駅   撮影日 2022年2月
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B25 後期形/新北海道色 [タイフォン撤去]

後期形のタイフォン撤去後の姿。2015年から旭川地区と釧路地区の車両のタイフォンが更新され、従来のタイフォンカバーが撤去された。現在はこの姿で使用されている。

釧路運輸車両所 キハ40 1768
釧路運輸車両所 キハ40 1768
撮影場所 新得駅   撮影日 2022年2月
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B31 後期形/札沼色Ⅰ

札沼線用のキハ40 401の落成時の姿。1996年に札沼線(石狩当別~新十津川)用として機関換装と塗装変更を施した。同車は窓上帯が黄緑色であった点が特徴であった。のちに札沼色Ⅱに変更され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ40 401
苗穂車両所 キハ40 401
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B32 後期形/新札沼色

札沼線用のキハ40 401・402の姿。1996年に札沼線(石狩当別~新十津川)用として機関換装と塗装変更を施した。キハ40 402は落成時から窓上帯が青色であった。のちにキハ40 401もこの塗装に変更された。2020年に札沼線(石狩当別~新十津川)廃止により定期運用を終了し、以降は苗穂車両所に留置された。2023年に解体され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ40 401
苗穂車両所 キハ40 401
撮影場所 苗穂車両所   撮影日 2022年6月
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B33 後期形/日高色

日高線用のキハ40 351~360の姿。1998年から1999年にかけて700番台を改造した車両で、機関換装と塗装変更が施された。現在もこの姿で使用されている。

苫小牧運転所 キハ40 357
苫小牧運転所 キハ40 357
撮影場所 苫小牧駅   撮影日 2020年8月
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B41 後期形/急行色 [AU400]

急行列車用のキハ400形とキハ480形の姿。1988年に宗谷本線の急行列車用として、機関換装や座席交換、冷房化改造、塗装変更を施した。2000年まで急行列車として使用された。札沼線用やお座敷列車に転用され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ400-141
苗穂車両所 キハ400-146
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B42 後期形/急行色

急行色に変更されたキハ40 1741の姿。2020年にキャンペーンの一環として旭川地区のキハ40 1741がキハ400形に準じた塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

旭川運転所 キハ40 1747
旭川運転所 キハ40 1747
撮影場所 上川駅   撮影日 2022年2月
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B43 後期形/座敷色 [AU400]

お座敷気動車のキハ400形(501~503)の姿。キハ56系「くつろぎ」の置換用として、1997年にキハ400形から改造された。2004年に冷房装置が更新され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ400-501
苗穂車両所 キハ400-501
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B44 後期形/座敷色 [AU26]

お座敷気動車のキハ400形(501~503)の冷房更新後の姿。2004年に冷房装置が更新され、この姿になった。2016年までに廃車され、この姿は消滅した。

苗穂車両所 キハ400-501
苗穂車両所 キハ400-501
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B51 後期形/キタキツネ

特別塗装が施されていた旭川地区のキハ40 724の姿。1997年にJR北海道発足10周年を記念した特別塗装が施された。同車はキタキツネが描かれていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

旭川運転所 キハ40 724
旭川運転所 キハ40 724
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B52 後期形/カニ

特別塗装が施されていた釧路地区のキハ40 741の姿。1997年にJR北海道発足10周年を記念した特別塗装が施された。同車はカニが描かれていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

釧路運輸車両所 キハ40 741
釧路運輸車両所 キハ40 741
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B53 後期形/イカ

特別塗装が施されていた函館地区のキハ40 807の姿。1997年にJR北海道発足10周年を記念した特別塗装が施された。同車はイカが描かれていた。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

函館運転所 キハ40 807
函館運転所 キハ40 807
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B54 後期形/BBQ色

2005年に臨時列車「大沼・流山温泉バーベキュー号」の充当車両として特別塗装が施されたキハ40 1792・1796の姿。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

函館運輸所 キハ40 1792
函館運輸所 キハ40 1792
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B55 後期形/BBQ色 [変形スカート]

2005年に臨時列車「大沼・流山温泉バーベキュー号」の充当車両として特別塗装が施されたキハ40 1792の後位側の姿。前期形に準じたスカートが特徴である。後に新北海道色に変更され、この姿は消滅した。

函館運輸所 キハ40 1792
函館運輸所 キハ40 1792
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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B61 後期形/山明号

「山明号」に改造されたキハ40 1790の姿。同車は2019年に沿線活性化プロジェクトのため、「山明号」として内外装が更新された。現在もこの姿で使用されている。

苗穂運転所 キハ40 1790
苗穂運転所 キハ40 1790
撮影場所 岩見沢駅   撮影日 2021年3月
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B62 後期形/紫水号 [タイフォン撤去]

「紫水号」に改造されたキハ40 1791の姿。同車は2019年に沿線活性化プロジェクトのため、「紫水号」として内外装が更新された。現在もこの姿で使用されている。

旭川運転所 キハ40 1791
旭川運転所 キハ40 1791
撮影場所 遠軽駅   撮影日 2021年2月
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B71 後期形/ながれま号

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40 1793・1799の姿。2016年の道南いさりび鉄道の開業にあわせて、イベント対応車両の「ながれま号」として内外装が更新された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40 1799
道南いさりび鉄道 キハ40 1799
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2022年2月
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B72 後期形/山吹色

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40 1812・1814の姿。2016年から2017年にかけて塗装が変更された。2023年にはキハ40 1814が濃赤色に変更された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40 1812
道南いさりび鉄道 キハ40 1812
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020年8月
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B73 後期形/濃緑色

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40 1810の姿。2017年に塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40 1810
道南いさりび鉄道 キハ40 1810
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020年8月
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B74 後期形/濃赤色

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40 1796の姿。2017年に塗装が変更された。2023年にはキハ40 1814もこの塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40 1796
道南いさりび鉄道 キハ40 1796
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2022年2月
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B75 後期形/白色

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40 1815の姿。2017年に塗装が変更された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40 1815
道南いさりび鉄道 キハ40 1815
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020年8月
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B81 後期形/国鉄急行色

道南いさりび鉄道に譲渡されたキハ40 1798の姿。2019年に国鉄急行色に準じた塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

道南いさりび鉄道 キハ40 1798
道南いさりび鉄道 キハ40 1798
撮影場所 五稜郭駅   撮影日 2020年8月
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B82 後期形/国鉄一般色 [タイフォン撤去]

釧路地区のキハ40 1759・1766の姿。2021年に釧路支社の各線区の周年記念として、この塗装が採用された。現在もこの姿で使用されている。

釧路運輸車両所 キハ40 1766
釧路運輸車両所 キハ40 1766
撮影場所 新得駅   撮影日 2022年2月
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B91 後期形/●むかわ竜

日高線のキハ40 1706の姿。2021年に「カムイサウルス(むかわ竜)復興トレイン」として、白色にラッピング装飾が施された。現在もこの姿で使用されている。

苫小牧運転所 キハ40 1706
苫小牧運転所 キハ40 1706
撮影場所 鵡川駅   撮影日 2022年6月
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C01 後期形/●朱色 [ぽっぽや号改造(1灯)]

映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影用として改造されたキハ40-764の姿。1999年に映画の撮影用としてキハ12形風に改造された。前照灯の1灯化や側窓をバス窓風に改装している。撮影終了後は前照灯を2灯に改造し、観光列車「ぽっぽや号」として運行していたが、2005年に廃車された。廃車後は前照灯を1灯に再改造し、車体の一部が幾寅駅前で保存されている。

釧路運輸車両所 キハ40 764
釧路運輸車両所 キハ40 764
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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C02 後期形/●朱色 [ぽっぽや号改造(2灯)]

映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影用として改造されたキハ40 764の前照灯改造後の姿。撮影終了後は前照灯が2灯に改造された。観光列車「ぽっぽや号」として運行していたが、2005年に廃車された。廃車後は前照灯が1灯に再改造され、この姿は消滅した。

旭川運転所 キハ40 764
旭川運転所 キハ40 764
撮影日 CGによる再現(2024年9月)
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