国鉄/水島臨海鉄道キハ38形
概要
キハ38形は国鉄が1986年から製造した一般形気動車である。1987年にかけて八高線に7両が投入された。1996年に久留里線に転用され、2012年まで使用された。1両が水島臨海鉄道に売却された。
外観の特徴
落成時の塗装はクリーム色に赤と黒帯(以下、●八高色)である。1996年に久留里線に転用され、クリーム色に青帯(●旧久留里色)に変更された。1997年には白をベースに緑と青帯で前面扉が黄色(●新久留里色)に変更された。
水島臨海鉄道では、導入時に国鉄一般形気動車に準じた朱色とクリーム色のツートン(●一般色)に変更された。2022年には落成時の八高色に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | ●八高色 |
A02 | 消滅 | ●旧久留里色 |
A03 | 現存 | ●新久留里色 |
A04 | 消滅 | ●一般色 |
各バリエーション解説
A01 | ●八高色 |
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落成時の姿。八高線に投入され、専用塗装が施されていた。1996年に久留里線に転用され、この姿は消滅した。2022年に水島臨海鉄道のキハ38-104にこの塗装が採用され、現在もこの姿で使用されている。
A02 | ●旧久留里色 |
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1996年の塗装変更後の姿。久留里線に転用され、在来車と同様の塗装が施された。1997年に塗装が変更され、この姿は消滅した。2023年に「ポッポの丘」で保存されているキハ38-1にこの塗装が採用された。
A03 | ●新久留里色 |
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1997年の塗装変更後の姿。白をベースに緑と青帯で前面扉が黄色に変更された。キハ38-1が千葉県いすみ市の「ポッポの丘」で保存されたが、塗装変更によってこの姿は消滅した。
A04 | ●一般色 |
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水島臨海鉄道のキハ38-104の姿。JR東日本から購入したキハ37-1003に国鉄一般気動車の標準色を施した。2022年に八高色に変更され、この姿は消滅した。