JR九州キハ200系

JR九州キハ200系

《最終更新》 2026年2月14日

概要

キハ200系はJR九州が1991年から製造した一般形気動車である。2008年にかけて片運転台構造のキハ200形が2両編成23本、事故廃車の補填用として2両、両運転台構造のキハ220形の18両が投入された。2023年にキハ220-1102を多機能検測車「BIG EYE」に改造し、BE220形(BE220-1)に改番された。


外観の特徴

1991年から1994年に製造されたキハ200形0・1000番台、5007(以下、前期形)は側扉上部に雨樋が無く、1997年から2004年までに製造されたキハ200形100・1000・500・1500番台、5011、キハ220形1100番台(中期形)は側扉上部に雨樋が追加された。2006年から2009年に製造されたキハ220形200番台(後期形)は、LED式行先表示器を採用し、前面デザイン変更およびスカートが大型化された。

塗装は赤色をベースに側扉が銀色(標準色)であり、長崎地区の車両は青色をベースに側扉が赤色(SSL色)、鹿児島地区の車両は黄色をベースに側扉が銀色(なのはな色)である。

2004年にキハ220-1102が快速「なのはなDX」の指定席車両として、中扉が展望スペースに改造された(展望改造)。2011年には長崎地区のキハ200-14・1014が黒、白、オレンジ色にハウステンボスのロゴ(HTB色)に変更された。 2023年に多機能検測車に改造されたBE220-1は、前面行先表示器を廃止して検測機器が設置された(検測改造)。車体塗装は赤に黄色と青帯のデザイン(●BE色)である。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/標準色

1991年から1994年に製造されたキハ200形0・1000番台、5007の落成時の姿。側扉上部に雨樋が設置されていない点が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

大分車両センター キハ200-1013
大分車両センター キハ200-1013
撮影場所 大分駅   撮影日 2016年8月
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A11 前期形/SSL色

長崎地区で使用されたキハ200形0・1000番台の姿。快速「シーサイドライナー」の専用塗装が採用された。2021年までに長崎地区から撤退し、塗装変更によってこの姿は消滅した。

佐世保車両センター キハ200-1565
佐世保車両センター キハ200-1565
撮影場所 佐世保駅   撮影日 2021年3月
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A21 前期形/なのはな色

鹿児島地区のキハ200形0・1000番台、5007の姿。快速「シーサイドライナー」の専用塗装が採用された。塗装変更後の姿。1995年から専用塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

鹿児島車両センター キハ200-560
鹿児島車両センター キハ200-560
撮影場所 鹿児島中央駅   撮影日 2026年1月
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A31 前期形/HTB色

長崎地区のキハ200-14・1014の塗装変更後の姿。2011年に「ハウステンボス」の特別塗装に変更された。2021年には熊本地区に転出した。2023年に塗装変更され、この姿は消滅した。

佐世保車両センター キハ200-14
佐世保車両センター キハ200-14
撮影場所 諫早駅   撮影日 2021年3月
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B01 中期形/標準色

1997年から2004年までに製造されたキハ200形100・1000・500・1500番台、5011、キハ220形1100番台の落成時の姿。側扉上部の雨樋が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

大分車両センター キハ200-103
大分車両センター キハ200-103
撮影場所 竹下駅   撮影日 2022年9月
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B02 中期形/標準色 [展望改造]

展望スペースが設置されたキハ220-1102の塗装変更後の姿。2004年に快速「なのはなDX」の指定席車両として改造され、中扉を廃止して展望スペースが設置された。2011年に熊本地区に転用され、塗装が変更された。主に肥薩線で使用されたが、2020年の水害で被災した。2023年に多機能検測車に改造され、この姿は消滅した。

熊本車両センター キハ220-1102
熊本車両センター キハ220-1102
撮影場所 八代駅   撮影日 2016年8月
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B11 中期形/SSL色

長崎地区で使用されたキハ220-1101の姿。2009年に大分地区から長崎地区に転用され、2011年に快速「シーサイドライナー」の専用塗装に変更された。2021年に長崎地区から撤退し、大分地区に転用された。2023年に塗装変更され、この姿は消滅した。

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B21 中期形/なのはな色

鹿児島地区のキハ200形5000・1500番台の塗装変更後の姿。2003年に香椎線から鹿児島地区に転用され、専用塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

鹿児島車両センター キハ200-1503
鹿児島車両センター キハ200-1503
撮影場所 鹿児島駅   撮影日 2022年1月
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B22 中期形/なのはな色 [展望改造]

展望スペースが設置されたキハ220-1102の姿。2004年に快速「なのはなDX」の指定席車両として改造され、座席配置の変更や中扉を廃止して展望スペースが設置された。2011年に熊本地区に転用され、塗装変更によってこの姿は消滅した。

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B31 中期形/●BE色 [展望改造][検測改造]

多機能検測車「BIG EYE」の姿。2023年にキハ220-1102が多機能検測車に改造され、BE220形(BE220-1)に改番された。前面行先表示器を廃止して検測機器が設置された。車体塗装は赤に黄色と青帯のデザインである。現在もこの姿で使用されている。

熊本車両センター BE220-1
熊本車両センター BE220-1
撮影場所 千早駅   撮影日 2025年6月
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C01 後期形/標準色

2006年から2009年までに製造されたキハ220形200番台の姿。大型のLED式行先表示器が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

熊本車両センター キハ220-207
熊本車両センター キハ220-207
撮影場所 西熊本駅   撮影日 2025年6月
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C11 後期形/SSL色

長崎地区で使用されたキハ220-208・209の塗装変更後の姿。2009年に大分地区から長崎地区に転用され、快速「シーサイドライナー」の専用塗装に変更された。2021年に長崎地区から撤退し、208が熊本地区、209が大分地区に転用された。2023年までに塗装変更され、この姿は消滅した。

佐世保車両センター キハ220-209
佐世保車両センター キハ220-209
撮影場所 鳥栖駅   撮影日 2021年5月
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