JR北海道/東日本キハ141系

JR北海道/東日本キハ141系

《最終更新》 2022.07.01

概要

キハ141系はJR北海道が1990年から製造した一般形気動車である。50系51形客車を種車として、1エンジン車のキハ141形14両、2エンジン車のキハ142形15両、高出力エンジンを搭載したキハ143形11両、付随車であるキサハ144形4両が札沼線に投入された。

2012年の札沼線電化開業以降は、キハ143形の2両編成5本が室蘭本線に転用された。その他は廃車となり、うち4両(キハ142-201、キハ143-155、キサハ144-101・103)はJR東日本が購入し、各種改造のうえ2014年から「SL銀河」の客車として使用されている。


外観の特徴

車体構造の差異

種車に由来する差異が存在する。

◆前期形
1979年までに製造された51形客車を種車としたキハ141-6・12・13、キハ142-2・14、キサハ144-101~103が該当する。小型の戸袋窓が特徴である。


◆後期形
1980年以降に製造された51形客車を種車としたキハ141-1~5・7~11・14、キハ142-1・3~13・201、キハ143-101~104・151~157・キサハ144-151が該当する。前期形と比較して戸袋窓が拡大されている。


改造による差異

◆冷房化改造
キハ143形とキサハ144形はキハ143形は1995年から1996年にかけて、キサハ144形は2001年に冷房化改造が施された。N-AU26冷房装置が屋根上に設置された。


◆整風板
1996年頃からキハ143-104に前面ガラスへの着雪を防ぐ整風板が試験的に設置された。全車に波及することなく、のちに撤去された。


塗装の差異

●旧北海道色
キハ141形とキハ142形の落成時の塗装。ライトグレーをベースに窓の上下に萌黄色、窓下に青帯である。


●旧北海道色(初期)
キハ141-1、キハ142-1の落成時の塗装。ライトグレーをベースに窓の上下に萌黄色、窓下に青帯である。前面帯が短いことが特徴であった。


●新北海道色
キハ143形、キサハ144形の落成時の塗装。ライトグレーをベースに窓下に萌黄色、窓の上下に青帯である。のちにキハ141形とキハ142形もこの塗装に変更された。


●BBQ色
2004年にバーベキュー列車に充当されたキハ141-12、キハ142-12の塗装。車体全体が黒色である。


●銀河色
JR東日本の「SL銀河」の塗装。星空をイメージした外観で、各車両ごとに青色から紺色に色合いの異なる塗装が施されている。


 
 
 
●旧北海道色
●旧北海道色(初期)
●新北海道色
●BBQ色
●銀河色
前期形   後期形     
―
冷房
―
冷房
整風板  
―
冷房
 
A01 ― B01 ― ― ―  
― ― B02 ― ― ―  
A11 A12 B11 B12 B21 B22  
A21 ― B31 ― ― ―  
― A22 ― B32 ― ―  

バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/●旧北海道色

キハ141-6・12・13、キハ142-2・14の落成時の姿。のちに塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A11 前期形/●新北海道色

キハ141-6・12・13、キハ142-2・14の塗装変更後の姿。また、キサハ144-101~103の落成時の姿。後者は2001年に冷房化改造が施され、前者は2012年に廃車されたことで、この姿は消滅した。

苗穂運転所 キハ141-6
苗穂運転所 キハ141-6
撮影場所 札幌駅   撮影日 2009.08
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A12 前期形/●新北海道色 [冷房]

キサハ144-101~103の冷房化改造後の姿。2012年に廃車または売却により、この姿は消滅した。

苗穂運転所 キハ144-103
苗穂運転所 キハ144-103
撮影場所 札幌駅   撮影日 2009.08
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A21 前期形/●BBQ色

2004年にバーベキュー列車に充当されたキハ141-12の姿。運行終了後に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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A22 前期形/●銀河色 [冷房]

「SL銀河」に使用されるキサハ144-701・702の姿。現在もこの姿で使用されている。

盛岡車両センター キサハ144-702
盛岡車両センター キサハ144-702
撮影場所 日詰駅   撮影日 2015.08
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B01 後期形/●旧北海道色

キハ141-2~5・7~11・14、キハ142-3~13・201の落成時の姿。のちに塗装が変更され、この姿は消滅した。

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B02 後期形/●旧北海道色(初期)

キハ141-1、キハ142-2の落成時の姿。前面帯が短いことが特徴であった。のちに塗装が変更され、この姿は消滅した。

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B11 後期形/●新北海道色

キハ141-1~5・7~11・14、キハ142-1・3~13・201の塗装変更後の姿。また、キハ143-101~104・151~155・キサハ144-151の落成時の姿。後者は2001年までに冷房化改造が施され、前者は2012年に廃車されたことで、この姿は消滅した。

苗穂運転所 キハ142-6
苗穂運転所 キハ142-6
撮影場所 苗穂駅周辺   撮影日 2014.08
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B12 後期形/●新北海道色 [冷房]

キハ143-101~104・151~155・キサハ144-151の冷房化後の姿。現在もこの姿で使用されている。

苫小牧運転所 キハ143-153
苫小牧運転所 キハ143-153
撮影場所 苫小牧駅   撮影日 2022.06
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B21 後期形/●新北海道色 [整風板]

1996年頃に前面ガラスへの着雪を防ぐ整風板が設置されたキハ143-104の姿。のちに冷房化改造が施され、この姿は消滅した。

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B22 後期形/●新北海道色 [整風板][冷房]

冷房化改造後のキハ143-104の姿。改造後も整風板が設置された。のちに撤去され、この姿は消滅した。

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B31 後期形/●BBQ色

2004年にバーベキュー列車に充当されたキハ142-12の姿。運行終了後に塗装が変更され、この姿は消滅した。

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B32 後期形/●銀河色 [冷房]

「SL銀河」に使用されるキハ143-701・キハ142-702の姿。現在もこの姿で使用されている。

盛岡車両センター キハ143-701
盛岡車両センター キハ143-701
撮影場所 日詰駅   撮影日 2015.08
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