JR四国1500形
概要
1500形はJR四国が2006年から製造した一般形気動車である。2014年にかけて34両が徳島地区に投入された。
外観の特徴
2006年に新潟トランシスで製造された1501~1506(以下、前期形)は前面窓上部に設置された行先表示器が特徴である。2008年以降に新潟トランシスで製造された1509~1515・1551~1565・1568・1569(中期形)は行先表示器が貫通扉の上部に変更された。2013年に近畿車両で製造された1566・1567(後期形)は前面窓が平面状でスカート形状が変更された。
車体塗装は前面が水色で前面窓下と扉部に濃淡の青緑色が施されている。2008年までに製造された1501~1515はスカートが水色(●標準色Ⅰ)であり、2009年以降に製造された1551~1565・1568・1569はスカートが青緑色(●標準色Ⅱ)である。2013年に製造された1566・1567は配色が大きく異なり、スカートと裾部が青緑色で扉部が緑色(●標準色Ⅲ)である。
2024年から行先表示器が白色LED式(白色LED)に改造されている。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 前期形/●標準色Ⅰ |
B01 | 現存 | 中期形/●標準色Ⅰ |
B02 | 現存 | 中期形/●標準色Ⅰ [白色LED] |
C01 | 現存 | 中期形/●標準色Ⅱ |
D01 | 現存 | 後期形/●標準色Ⅲ |
各バリエーション解説
A01 | 前期形/●標準色Ⅰ |
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2006年に製造された1501~1506の姿。前面窓上部に設置された行先表示機が特徴である。現在もこの姿で使用されている。
B01 | 中期形/●標準色Ⅰ |
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2008年に製造された1509~1515の姿。前面行先表示器が貫通扉の上部に変更された。スカートは水色である。現在もこの姿で使用されている。
B02 | 中期形/●標準色Ⅰ [白色LED] |
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1509~1515の行先表示器LED化後の姿。2024年から行先表示器が白色LED式に改造された。現在もこの姿で使用されている。
C01 | 中期形/●標準色Ⅱ |
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2009年から2014年に新潟トランシスで製造された1551~1565・1568・1569の姿。スカートが青緑色である。現在もこの姿で使用されている。