JR東日本E531系

JR東日本E531系

《最終更新》 2025年4月6日

概要

E531系はJR東日本が2005年から製造した一般形交直流電車である。2020年にかけて0番台の10両編成26本と5両編成33本、寒冷地対応とした3000番台の5両編成7本が投入された。常磐線、水戸線、東北本線(黒磯~新白河)で使用される。


外観の特徴

2006年から2014年までに製造されたセミクロスシート車(前期形A)は扉間の側窓が3分割であり、ロングシート車(前期形B)は側窓が2分割である。2015年以降に製造されたセミクロスシート車(後期形A)は運転席部分の鋼体構造が変更され、屋根上のランボードが先頭部まで連続している点が特徴である。2015年以降に製造されたロングシート車(後期形B)も同様に変更された。グリーン車(サロ形)は2階建て車両である。

塗装は青帯(常磐色)である。2021年にカツK451編成、2022年にカツK423編成が赤とクリーム色(赤電色)に変更された。

2007年以降に製造された車両は強化スカートが採用され、2009年頃までに全車両が変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形A/常磐色

2007年までに製造されたセミクロスシート車の落成時の姿。2009年に強化スカートに変更され、この姿は消滅した。

勝田車両センター カツK465編成
勝田車両センター カツK465編成
撮影場所 鶯谷駅   撮影日 2007年4月
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A02 前期形A/常磐色 [強化スカート]

強化スカートを装備したセミクロスシート車の姿。現在もこの姿で使用されている。

勝田車両センター カツK402編成
勝田車両センター カツK402編成
撮影場所 佐貫駅   撮影日 2015年5月
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A11 前期形A/赤電色 [強化スカート]

赤電色に変更されたカツK451編成、カツK423編成のクロスシート車の姿。2021年に勝田車両センター60周年を記念してカツK451編成が401系に準じた赤電色に変更された。2022年にはカツK423編成も同様に変更された。現在もこの姿で使用されている。

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B01 前期形B/常磐色

2007年までに製造されたロングシート車の落成時の姿。2009年に強化スカートに変更され、この姿は消滅した。

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B02 前期形B/常磐色 [強化スカート]

強化形スカートを装備したロングシート車の姿。現在もこの姿で使用されている。

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B11 前期形B/赤電色 [強化スカート]

赤電色に変更されたカツK451編成、カツK423編成のロングシート車の姿。2021年に勝田車両センター60周年を記念してカツK451編成が401系に準じた赤電色に変更された。2022年にはカツK423編成も同様に変更された。現在もこの姿で使用されている。

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C01 後期形A/常磐色 [強化スカート]

2015年以降に製造されたセミクロスシート車の姿。運転席部分の鋼体構造が変更され、屋根上のランボードが先頭部まで連続している点が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

勝田車両センター カツK554編成
勝田車両センター カツK554編成
撮影場所 勝田駅   撮影日 2016年4月
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D01 後期形B/常磐色 [強化スカート]

2015年以降に製造されたロングシート車の姿。運転席部分の鋼体構造が変更され、屋根上のランボードが先頭部まで連続している点が特徴である。現在もこの姿で使用されている。

勝田車両センター カツK554編成
勝田車両センター カツK554編成
撮影場所 勝田駅   撮影日 2016年4月
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E01 サロ形/常磐色

基本編成に連結されるグリーン車の姿。2006年から編成に組み込まれ、2007年3月から営業が開始された。現在もこの姿で使用されている。

勝田車両センター サロE530-14
勝田車両センター サロE530-14
撮影場所 馬橋駅   撮影日 2019年10月
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E11 サロ形/赤電色

赤電色に変更されたカツK423編成のグリーン車の姿。2022年にはカツK423編成が赤電色に変更された。現在もこの姿で使用されている。

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