JR東日本E501系

JR東日本E501系

《最終更新》 2025年4月6日

概要

E501系はJR東日本が1995年から製造した通勤形交直流電車である。交流電化である常磐線の取手以北の通勤需要に対応するため、1997年にかけて10両編成4本と5両編成4本が投入された。2007年以降は常磐線水戸地区や水戸線で使用される。


外観の特徴

川崎重工業が製造した車両(以下、川重形)は側窓の隅部のRが大きく、東急車輛製造が製造した車両(東急形)は側窓の隅部のRが小さい。

改造による変化として、2006年に停電時の換気対策として側窓が開閉式に変更(側窓改造)された。2019年から一部編成の行先表示器が3色LED式(3C-LED)に改造された。

塗装は青緑と白帯(常磐色)である。2023年にカツK754編成がイベント専用車両「E501 SAKIGAKE」に改造され、白とベージュとピンク色のデザイン(SAKIGAKE)に変更された。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 川重形/常磐色

川崎重工業で製造された車両の落成時の姿。川崎重工業で製造されたカツK701~K703・K752・K753編成は、隅部のRが大きな側窓が特徴である。2006年に側窓が開閉式に改造され、この姿は消滅した。

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A02 川重形/常磐色 [側窓改造]

川崎重工業で製造された車両の側窓改造後の姿。2006年に停電時の換気対策として側窓が開閉式に変更された。2019年からLED式行先表示器に改造され、現在はカツK753編成がこの姿で使用されている。

勝田車両センター カツK753編成
勝田車両センター カツK753編成
撮影場所 福原駅   撮影日 2016年4月
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A03 川重形/常磐色 [側窓改造][3C-LED]

川崎重工業で製造された車両の行先表示器LED化後の姿。2019年に行先表示器がLED式に変更された。現在はこの姿で使用されている。

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B01 東急形/常磐色

東急車輛製造で製造された車両の落成時の姿。東急車輛製造で製造されたカツK704・K751・K754編成は、隅部のRが小さな側窓が特徴である。2006年に側窓が開閉式に改造され、この姿は消滅した。

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B02 東急形/常磐色 [側窓改造]

東急車輛製造で製造された車両の側窓改造後の姿。2006年に停電時の換気対策として側窓が開閉式に変更された。現在もこの姿で使用されている。

勝田車両センター カツK754編成
勝田車両センター カツK754編成
撮影場所 水戸駅   撮影日 2012年8月
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B11 東急形/SAKIGAKE [側窓改造][3C-LED]

イベント専用車両「E501 SAKIGAKE」の姿。2023年にカツK754編成がイベント専用車両「E501 SAKIGAKE」に改造され、白とベージュとピンク色のデザインに変更された。現在もこの姿で使用されている。

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