JR東日本E501系
《最終更新》 2020.09.24
1.概要
E501系はJR東日本が1995年から製造した通勤形交直流電車である。交流区間である常磐線の取手以北の通勤需要に対応するために、10両編成4本と5両編成4本が投入された。当初は常磐線上野口で使用されたがE531系の投入によって、2007年から常磐線水戸地区や水戸線の運用に変更された。
2.外観の特徴
車体は209系0番台に準じており、メーカーによって車体構造に差異が存在する。川崎重工業が製造した車両(以下、川重形)は東急車輛製造が製造した車両(東急形)と比較して、側窓の角のRが大きい点が特徴である。塗装は青緑と白帯(●常磐色)である。
改造による変化として、2006年に停電時の換気対策として、側窓が固定窓が開閉式に変更(側窓改造)された。2019年から一部編成の行先表示器がLED式(LED)に変更されている。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 東急形/●常磐色 |
A02 | 現存 | 東急形/●常磐色 [側窓改造] |
B01 | 消滅 | 川重形/●常磐色 |
B02 | 現存 | 川重形/●常磐色 [側窓改造] |
B03 | 現存 | 川重形/●常磐色 [側窓改造][LED] |
4.各バリエーション解説
A02 | 東急形/●常磐色 [側窓改造] |
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東急車輛製造で製造されたカツK704・K751・K754編成の側窓改造後の姿。2006年に側窓が改造され、この姿になった。現在もこの姿で使用されている。
勝田車両センター カツK754編成
水戸駅 2012.08.19
B02 | 川重形/●常磐色 [側窓改造] |
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川崎重工業で製造されたカツK701~K703・K752・K753編成の側窓改造後の姿。2006年に側窓が改造され、この姿になった。現在も一部編成がこの姿で使用されている。
勝田車両センター カツK753編成
福原駅 2016.04.17
B03 | 川重形/●常磐色 [側窓改造][LED] |
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川崎重工業で製造されたカツK701・K752編成の行先表示器LED化後の姿。2019年に行先表示器がLED式に変更された。現在はこの姿で使用されている。