JR九州885系
《最終更新》 2020.03.28
1.概要
885系はJR九州が1999年から製造した特急形交流電車である。2001年にかけて、長崎本線の特急「かもめ」用に6両編成7本と日豊本線の特急「ソニック」用に5両編成4本が投入された。2003年に中間車両4両を増備し、5両編成は6両編成に変更された。2004年には事故廃車の代替として3両が製造された。
2.外観の特徴
2000年に「かもめ」に投入された車両(以下、前期形)と2001年に「ソニック」に投入された(後期形)が存在する。両者では前照灯の形状が異なっている。事故廃車の代替として、2004年に製造された400番台が存在するが、組み込まれる編成にあわせた前期形に準じた外観である。
落成時の塗装は前期形が黄色(●かもめ色)、後期形が青色(●ソニック色)であった。2011年から前期形と後期形が共通運用に変更され、前期形は2010年12月から2012年6月にかけて、ソニック色に変更された。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●かもめ色 |
A02 | 現存 | 前期形/●ソニック色 |
B01 | 現存 | 後期形/●ソニック色 |
4.各バリエーション解説
A01 | 前期形/●かもめ色 |
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前期形の登場時の姿。「かもめ」を中心に使用されていたが、2011年以降は「ソニック」にも共通で運用される。2010年から2012年にかけて塗装が変更され、この姿は消滅している。
南福岡車両区 ミフSM6編成
博多駅 2008.06.19
A02 | 前期形/●ソニック色 |
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前期形の塗装変更後の姿。2010年から2012年にかけて塗装が変更された。特急「かもめ」、「ソニック」に使用されている。
南福岡車両区 ミフSM1編成
吉塚駅 2019.12.08