JR九州817系

JR九州817系

《最終更新》 2025年6月2日

概要

817系はJR九州が2001年から製造した近郊形交流電車である。福北ゆたか線の電化開業や各地区の老朽車の置き換えのため、2013年までに0番台2両編成31本、1000番台2両編成14本、1100番台2両編成4本、2000番台2両編成7本、3000番台3両編成11本が投入された。

2021年からクロスシートの0番台、1000番台、1100番台にロングシート化改造が施され、施工車は元番号に+500が付与された。


外観の特徴

2001年から2005年に製造された0・1000番台(以下、前期形)は前面行先表示器・種別表示器・路線名表示器が独立した配置であり、2007年に製造された1100番台(中期形)は前面表示器が1つに統合されて大型化された。塗装はアルミ地の銀色(銀色)である。

2012年から2013年に製造された2000番台(後期形A)は前面窓下のガラス部分が縮小され、3000番台(後期形B)は側面表示器が車端部の窓上から扉間の窓上に変更された。塗装は白色(●白色)である。

2024年から一部車両の行先表示器がフルカラーLED式(FC-LED)に改造されている。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 前期形/銀色

0番台、1000番台の落成時の姿。前面行先表示器・種別表示器・路線名表示器がそれぞれ独立している。現在もこの姿で使用されている。

鹿児島車両センター カコVK010編成
鹿児島車両センター カコVK010編成
撮影場所 南宮崎駅   撮影日 2016年8月
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A02 前期形/銀色 [FC-LED]

0番台、1000番台の行先表示器フルカラーLED化後の姿。2024年から行先表示器がフルカラーLED式に改造されている。現在もこの姿で使用されている。

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B01 中期形/銀色

1100番台の落成時の姿。前面表示器が1つに統合されて大型化された。現在もこの姿で使用されている。

直方車両センター チクVG1104編成
直方車両センター チクVG1104編成
撮影場所 博多駅   撮影日 2015年3月
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C01 後期形A/●白色

2000番台の落成時の姿。前面窓下のガラス部分が縮小され、車体が白塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

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D01 後期形B/●白色

3000番台の落成時の姿。側面表示器の配置が扉間の窓上に変更された。現在もこの姿で使用されている。

南福岡車両区 ミフVM3007編成
南福岡車両区 ミフVM3007編成
撮影場所 博多駅   撮影日 2015年3月
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