JR九州817系
《最終更新》 2017.06.01
1.概要
817系は、JR九州が2001年から製造した近郊形交流電車である。福北ゆたか線の電化開業や各地区の老朽車の置き換えのため、2両編成56本、3両編成11本が投入された。
以下、817系の姿について解説する。
2.外観の特徴
817系は製造時期により、2001年に製造された0番台、2003年から製造された1000番台、2007年から製造された1100番台、2012年から製造された2000番台、3000番台に区分されている。1000番台は0番台と比べ、走行機器と内装の一部が変更されたが、外観の差異はない。1100番台以降は行先表示器を大型のものに変更、2000番台と3000番台は車体に塗装が施された。3000番台は817系で初の3両編成であり、2000番台と外観の差異はない。車体塗装は0番台、1000番台、1100番台は無塗装であり、2000番台、3000番台が白色である。全車に所属ごとに異なるロゴマークが貼り付けられている。改造による変化は生じていない。以下、0番台と1000番台を前期形、1100番台を中期形、2000番台と3000番台を後期形とする。
3.バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 前期形[0・1000番台] |
A02 | 現存 | 中期形[1100番台] |
A03 | 現存 | 後期形[2000・3000番台] |