JR九州813系
概要
813系はJR九州が1994年から製造した交流近郊形電車である。2009年にかけて、0番台+400番台3両編成9本、100番台3両編成13本、100番台+500番台3両編成6本、200番台3両編成36本、300番台3両編成3本、1000番台3両編成3本、1100番台3両編成15本が鹿児島本線、日豊本線の福岡近郊区間に投入された。2001年から2015年にかけて、3両編成9本が福北ゆたか線に転用された。
2021年以降は各種改造により、多数の番台区分が追加された。2021年から輸送力向上のために座席の撤去改造および、2023年以降はロングシート化改造が施された車両は、原番号+2000番台である。2022年から200番台、300番台に座席撤去およびワンマン対応改造が施された車両は原番号+3200番台である。2024年から200番台を6両編成固定化した車両は600番台に区分されている。
外観の特徴
1994年から1996年に製造された0番台、100番台(以下、前期形)は戸袋部分のビード加工が特徴であり、1997年から2005年に製造された200番台、300番台、400番台、500番台、1000番台(中期形)は戸袋部のビード加工が廃止された。2007年と2009年に製造された1100番台(後期形)は前面と側面に大型のLED式行先表示器(LED)が設置され、前頭部の車体断面が変更された。
改造による変化として、2000年から2005年頃にかけてスカートが大型化された(強化スカート)。
塗装は前頭部と側扉が赤色(●標準色Ⅰ)であり、2003年に製造された300番台は落成時に前面ライトケースの上部に赤帯が施されていた(●標準色Ⅱ)。2025年以降は一部車両で前面窓上部の黒色塗装が省略された(●標準色Ⅲ)。福北ゆたか線に転用された車両は、前頭部と側扉が銀色(●福北色)である。
バリエーション一覧
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No.
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現状
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特徴 |
|---|---|---|
| A01 | 消滅 | 前期形/●標準色Ⅰ |
| A02 | 現存 | 前期形/●標準色Ⅰ [強化スカート] |
| A03 | 現存 | 前期形/●標準色Ⅲ [強化スカート] |
| A11 | 現存 | 前期形/●福北色 [強化スカート] |
| B01 | 消滅 | 中期形/●標準色Ⅰ |
| B02 | 現存 | 中期形/●標準色Ⅰ [強化スカート] |
| B03 | 消滅 | 中期形/●標準色Ⅱ [強化スカート] |
| B04 | 現存 | 中期形/●標準色Ⅲ [強化スカート] |
| B11 | 現存 | 中期形/●福北色 [強化スカート] |
| C01 | 現存 | 後期形/●標準色Ⅰ [強化スカート][LED] |
| C02 | 現存 | 後期形/●標準色Ⅲ [強化スカート][LED] |
各バリエーション解説
| A03 | 前期形/●標準色Ⅲ [強化スカート] |
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0番台、100番台の塗装簡略化後の姿。2025年以降は一部車両で前面窓上部の黒色塗装が省略された。現在もこの姿で使用されている。
| A11 | 前期形/●福北色 [強化スカート] |
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福北ゆたか線の100番台の姿。2001年に福北ゆたか線の電化開業用として転用された。現在もこの姿で使用されている。
| B02 | 中期形/●標準色Ⅰ [強化スカート] |
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200番台のスカート変更後および300番台の赤帯撤去後、1000番台の落成時の姿。現在もこの姿で使用されている。
| B04 | 中期形/●標準色Ⅲ [強化スカート] |
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200番台、300番台、1000番台の塗装簡略化後の姿。2025年以降は一部車両で前面窓上部の黒色塗装が省略された。現在もこの姿で使用されている。
| B11 | 中期形/●福北色 [強化スカート] |
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福北ゆたか線の200番台、500番台、1000番台の姿。2001年に福北ゆたか線の電化開業用として、200番台3両編成1本が転用された。2015年には1000番台3両編成2本が転用された。現在もこの姿で使用されている。

