JR北海道789系
《最終更新》 2022.07.01
概要
789系はJR北海道が2002年から製造した特急形交流電車である。2002年から2011年にかけて特急「スーパー白鳥」用として0番台の3+3両編成6本と増結用の2両編成2本、2007年に特急「スーパーカムイ」用として1000番台の5両編成7本が投入された。
2016年に特急「スーパー白鳥」が運行終了し、0番台は2017年から特急「ライラック」に使用されている。
外観の特徴
仕様により差異が存在する。2002年から2011年にかけて特急「スーパー白鳥」用として製造された0番台(以下、前期形)は前面に貫通扉が備えられているが、2007年に特急「スーパーカムイ」用として製造された1000番台(後期形)は非貫通構造である。
改造による差異として、0番台は特急「ライラック」への転用にあわせて、2016年から前面行先表示器が幕式からフルカラーLED式(FC-LED)に変更された。なお、1000番台は落成時から後者を採用している。
塗装は0番台が扉部に黄緑と青紫帯(●白鳥色)であり、1000番台はグレー、黄緑、青紫の帯(●標準色)である。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●白鳥色 |
A02 | 現存 | 前期形/●白鳥色 [FC-LED] |
B01 | 現存 | 後期形/●標準色 [FC-LED] |
各バリエーション解説
A01 | 前期形/●白鳥色 |
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特急「スーパー白鳥」用として製造された0番台の落成時の姿。2016年で特急「スーパー白鳥」での運用を終了し、転用改造によりこの姿の車両は消滅した。
函館運輸所 ハコHE-301編成
函館駅 2014.08
A02 | 前期形/●白鳥色 [FC-LED] |
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0番台の転用後の姿。2017年から特急「ライラック」に投入され、転用時に行先表示器がフルカラーLED式に交換された。現在はこの姿で使用されている。
札幌運転所 サウHE-105編成
豊幌駅 2022.06