JR西日本683系

JR西日本683/289系/北越急行683系

《最終更新》 2025年12月20日

概要

683系はJR西日本が2001年から製造した特急形交直流電車である。2002年にかけて特急「サンダーバード」用として0番台の6両編成6本と3両編成6本、2002年から2005年にかけて特急「しらさぎ」と特急「サンダーバード」の増結用として2000番台の5両編成12本と3両編成12本、2008年から2011年にかけて特急「サンダーバード」用として4000番台の9両編成12本が投入された。2005年には北越急行が特急「はくたか」用として8000番台の6両編成1本と3両編成1本を投入した。

2015年には北陸新幹線の金沢開業に伴って特急「はくたか」が廃止され、北越急行が保有していた8000番台は特急「しらさぎ」用としてJR西日本に売却された。また、特急「はくたか」に使用された681系を特急「しらさぎ」に転用することで683系2000番台を捻出し、直流化改造を施した289系として特急「くろしお」、「こうのとり」、「きのさき」等に投入した。2024年に特急「サンダーバード」の0番台が特急「しらさぎ」に転用され、特急「しらさぎ」の8000番台が特急「サンダーバード」に転用された。2025年から683系の専用編成が奈良方面の特急「まほろば」、臨時特急「いにしへ」に投入された。


外観の特徴

0番台、2000番台、8000番台はグリーン車が流線型の非貫通形先頭車(非貫通形)であり、その他の先頭車は貫通路を備えた貫通形先頭車(貫通形)である。681系に類似した外観であるが、側窓が連続窓から独立窓に変更されている点が特徴である。

落成時の塗装は特急「サンダーバード」用がグレーの窓周りに青帯(標準色Ⅰ)であり、特急「しらさぎ」用が青帯とオレンジ帯(しらさぎ色Ⅰ)、北越急行の8000番台はピンク色とグレー(北越色)である。2015年に683系2000番台が289系に改造され、特急「こうのとり」、「きのさき」用が窓下に赤帯(こうのとり色)、特急「くろしお」用が窓下に水色帯(くろしお色)である。2015年から特急「サンダーバード」用の編成がリニューアルされ、窓周りが黒色で窓下に青帯(標準色Ⅱ)に変更された。2024年にリニューアル済の0番台が特急「しらさぎ」に転用され、窓周りが黒色で窓下に青帯とオレンジ帯(しらさぎ色Ⅱ)に変更された。2025年に奈良方面の特急「まほろば」、臨時特急「いにしへ」用に2000番台3両編成2本を改造した6000番台が投入され、第1編成「安寧」は赤と金色(安寧)、第2編成「悠久」は青と灰色(悠久)である。


バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 非貫通形/標準色Ⅰ

0番台(クロ683形)の落成時の姿。流線型の非貫通形先頭車である。特急「サンダーバード」用としてグレーの窓周りに青帯である。2018年までにリニューアルが施され、この姿は消滅した。

吹田総合車両所京都支所 キトW31編成
吹田総合車両所京都支所 キトW31編成
撮影場所 大阪駅   撮影日 2015年12月
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A02 非貫通形/標準色Ⅱ

0番台(クロ683形)のリニューアル後および8000番台(クロ683形)のサンダーバード転用後の姿。流線型の非貫通形先頭車である。2016年から2018年にかけて0番台にリニューアルが施され、窓周りが黒色で窓下に青帯に変更された。2024年に8000番台が特急「しらさぎ」から特急「サンダーバード」に転用され、この塗装に変更された。一方、同年に0番台が特急「しらさぎ」に転用され、しらさぎ塗装に変更された。現在も8000番台がこの姿で使用されている。

吹田総合車両所京都支所 キトW31編成
吹田総合車両所京都支所 キトW31編成
撮影場所 島本駅   撮影日 2018年12月
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A11 非貫通形/しらさぎ色Ⅰ

2000番台(クロ682形)の落成時および8000番台(クロ683形)のしらさぎ転用後の姿。流線型の非貫通形先頭車である。特急「しらさぎ」用としてグレーの窓周りに青帯とオレンジ帯である。2015年に2000番台が289系に改造され、同年に北越急行から購入した8000番台が特急「しらさぎ」用としてこの塗装に変更された。2024年に8000番台が特急「サンダーバード」に転用され、この姿は消滅した。

金沢総合車両所 サワS09編成
金沢総合車両所 サワS09編成
撮影場所 名古屋駅   撮影日 2012年4月
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A12 非貫通形/しらさぎ色Ⅱ

0番台(クロ683形)のしらさぎ転用後の姿。流線型の非貫通形先頭車である。2024年に0番台が特急「しらさぎ」に転用され、窓下にオレンジ帯が追加された。現在もこの姿で使用されている。

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A21 非貫通形/北越色

8000番台(クロ683形)の落成時の姿。流線型の非貫通形先頭車である。北越急行が特急「はくたか」用に製造した車両で、車体色はピンク色とグレーである。2015年にJR西日本に売却のうえ特急「しらさぎ」に転用され、この姿は消滅した。

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A31 非貫通形/こうのとり色

特急「こうのとり」、「きのさき」用の289系(クロハ288形)の姿。流線型の非貫通形先頭車である。2015年に683系2000番台から改造された。塗装は窓下に赤帯である。現在もこの姿で使用されている。

福知山電車区 フチFG403編成
福知山電車区 フチFG403編成
撮影場所 岸辺駅   撮影日 2018年6月
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A41 非貫通形/くろしお色

特急「くろしお」用の289系(クロハ288形)の姿。流線型の非貫通形先頭車である。2015年に683系2000番台から改造された。塗装は窓下に水色帯である。現在もこの姿で使用されている。

吹田総合車両所京都支所 キトJ02編成
吹田総合車両所京都支所 キトJ02編成
撮影場所 野田駅   撮影日 2015年12月
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B01 貫通形/標準色Ⅰ

0番台(クロ683形を除く)、2000番台(サンダーバード用)、4000番台の落成時の姿。貫通形先頭車である。特急「サンダーバード」用としてグレーの窓周りに青帯である。2019年までにリニューアルが施され、この姿は消滅した。

金沢総合車両所 サワT44編成
金沢総合車両所 サワT44編成
撮影場所 島本駅   撮影日 2015年12月
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B02 貫通形/標準色Ⅱ

0番台(クロ683形を除く)、2000番台(サンダーバード用)、4000番台のリニューアル後および8000番台(クロ683形を除く)のサンダーバード転用後の姿。貫通形先頭車である。2015年から2018年にかけて0番台、2000番台、4000番台にリニューアルが施され、窓周りが黒色で窓下に青帯に変更された。2024年に8000番台が特急「しらさぎ」から特急「サンダーバード」に転用され、この塗装に変更された。現在もこの姿で使用されている。

吹田総合車両所京都支所 キトV31編成
吹田総合車両所京都支所 キトV31編成
撮影場所 島本駅   撮影日 2018年12月
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B11 貫通形/しらさぎ色Ⅰ

2000番台(クロ682形を除く)の落成時および8000番台(クロ683形を除く)のしらさぎ転用後の姿。貫通形先頭車である。特急「しらさぎ」用としてグレーの窓周りに青帯とオレンジ帯である。2015年に2000番台が289系に改造され、同年に北越急行から購入した8000番台が特急「しらさぎ」用としてこの塗装に変更された。2024年に8000番台が特急「サンダーバード」に転用され、この姿は消滅した。

金沢総合車両所 サワS21編成
金沢総合車両所 サワS21編成
撮影場所 名古屋駅   撮影日 2012年4月
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B12 貫通形/しらさぎ色Ⅱ

0番台(クロ683形を除く)のしらさぎ転用後の姿。貫通形先頭車である。2024年に0番台が特急「しらさぎ」に転用され、窓下にオレンジ帯が追加された。現在もこの姿で使用されている。

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B21 貫通形/北越色

8000番台(クロ683形を除く)の落成時の姿。貫通形先頭車である。北越急行が特急「はくたか」用に製造した車両で、車体色はピンク色とグレーである。2015年にJR西日本に売却のうえ特急「しらさぎ」に転用され、この姿は消滅した。

北越急行 N01編成
北越急行 N01編成
撮影場所 金沢駅   撮影日 2009年4月
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B31 貫通形/こうのとり色

特急「こうのとり」、「きのさき」用の289系(クロハ288形を除く)の姿。非貫通形先頭車である。2015年に683系2000番台から改造された。塗装は窓下に赤帯である。現在もこの姿で使用されている。

福知山電車区 フチFH302編成
福知山電車区 フチFH302編成
撮影場所 伊丹駅   撮影日 2019年7月
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B41 貫通形/くろしお色

特急「くろしお」用の289系(クロハ288形を除く)の姿。貫通形先頭車である。2015年に683系2000番台から改造された。塗装は窓下に水色帯である。現在もこの姿で使用されている。

吹田総合車両所京都支所 キトJ03編成
吹田総合車両所京都支所 キトJ03編成
撮影場所 野田駅   撮影日 2015年12月
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B51 貫通形/安寧

「安寧」編成の姿。2025年に特急「まほろば」、臨時特急「いにしへ」の専用車両として改造された。第1編成の「安寧」は赤と金色である。現在もこの姿で使用されている。

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B52 貫通形/悠久

「悠久」編成の姿。2025年に特急「まほろば」、臨時特急「いにしへ」の専用車両として改造された。第2編成の「悠久」は青と灰色である。現在もこの姿で使用されている。

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