JR東海313系
概要
313系はJR東海が1999年から製造した近郊形直流電車である。2015年にかけて539両が投入された。
投入線区にあわせて座席配置が異なり、東海道本線名古屋地区向けの0番台は転換クロスシート、主に中央本線や関西本線向けの1000番台は扉間が転換クロスシート、車端部がクロスシートである。東海道本線静岡地区向けの2000番台はロングシート、御殿場線や身延線向けの3000番台はセミクロスシート、東海道本線快速列車向けの5000番台は全転換シート、快速「セントラルライナー」向けの8000番台は、扉間が全転換クロスシート、車端部がボックスシートである。
外観の特徴
塗装は前頭部が白色でオレンジと白帯(以下、●標準色)であり、8000番台は前頭部が銀色で窓周りにと窓下にオレンジ帯(●ライナー色)である。
1999年から2001年に製造された車両は幕式行先表示器であり、転換クロスシートを採用した0番台、1000番台(以下、前期形A)は扉間の側窓が5分割、セミクロスシートの3000番台(前期形B)は4分割、ライナー用の8000番台(前期形B)は3分割である。
2006年から2015年にかけて製造された車両はフルカラーLED式行先表示器が採用され、転換クロスシートの1000番台、5000番台(以下、後期形A)は扉間の側窓が5分割、ロングシートの2000番台とセミクロスシートの3000番台(後期形B)は4分割である。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 現存 | 前期形A/●標準色 |
A02 | 現存 | 前期形B/●標準色 |
A03 | 現存 | 前期形C/●特別色 |
B01 | 現存 | 後期形A/●標準色 |
B02 | 現存 | 後期形B/●標準色 |
各バリエーション解説
A03 | 前期形C/●特別色 |
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1999年から2001年に製造された8000番台の姿。中央本線の快速「セントラルライナー」に投入され、普通列車にも使用された。2022年に静岡車両区に転属し、静岡地区の普通列車に充当される。現在もこの姿で使用されている。
B01 | 後期形A/●標準色 |
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2006年から2015年にかけて製造された1000番台、5000番台の姿。フルカラーLED式行先表示器が採用された。現在もこの姿で使用されている。
B02 | 後期形B/●標準色 |
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2006年から2007年にかけて製造された2000番台、3000番台の姿。フルカラーLED式行先表示器が採用された。現在もこの姿で使用されている。