JR東海311系
《最終更新》 2023年4月15日
概要
311系はJR東海が1989年から製造した近郊形直流電車である。東海道本線名古屋地区の新快速向けに4両編成15本が投入された。現在は東海道本線名古屋地区の普通列車を中心に使用されてる。
外観の特徴
1989年に製造されたG1~G5編成(以下、前期形)は前面窓上に列車番号表示器が設置された。1990年と1991年に製造されたG6~G15編成(後期形)は列車番号表示器が省略された。改造による変化として、2009年頃からATS-PT車上子を保護するための保護板がスカート下部に取り付けられた。 塗装は全車両がオレンジと白帯(●標準色)である。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 前期形/●標準色 |
A02 | 現存 | 前期形/●標準色 [保護板] |
B01 | 消滅 | 後期形/●標準色 |
B02 | 現存 | 後期形/●標準色 [保護板] |
各バリエーション解説
A02 | 前期形/●標準色 [保護板] |
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G1~G5編成の保護板設置後の姿。2009年頃からスカート下部に保護板が設置された。現在はこの姿で使用されている。
大垣車両区 カキG5編成
尾張一宮駅 2023年4月
B01 | 後期形/●標準色 |
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1990年と1991年に製造されたG6~G15編成の落成時の姿。2009年頃からスカート下部に保護板が設置され、この姿は消滅した。
大垣車両区 カキG11編成
名古屋駅 2007年11月
B02 | 後期形/●標準色 [保護板] |
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G6~G15編成の保護板設置後の姿。2009年頃からスカート下部に保護板が設置された。現在はこの姿で使用されている。
大垣車両区 カキG9編成
尾張一宮駅 2023年4月