国鉄211系

国鉄211系

《最終更新》 2019.09.09

1. 概要

211系は国鉄が1985年から製造した近郊形直流電車である。111系・115系の老朽車の置換え用として、東海道線東京地区、名古屋地区、東北・高崎線に投入された。民営化後はJR東日本とJR東海が承継し、各社で増備が継続された。JR東日本は東海道線向けに2階建てグリーン車を投入し、JR東海は5000番台を増備した。また、JR西日本は団体用のスパーサルーン「ゆめじ」として、3両編成1本を投入した。

JR東日本所属車は、主に東海道本線、東北・高崎線で使用されたが、既に撤退している。グリーン車などの一部車両を廃車し、短編成化のうえで、現在は長野地区と高崎地区で使用されている。一部は房総地区でも使用されていた。

JR東海所属車は、東海道本線静岡地区、関西本線、中央本線を中心に使用されている。

JR西日本所属車は、213系と編成を組成し、団体用のスーパーサルーン「ゆめじ」として、主に岡山地区の団体列車に2010年まで使用された。現在は廃車されている。


2.外観の特徴

2.1.塗装の差異

211系 湘南色湘南色
211系の標準的な塗装。名古屋地区の一部車両とJR西日本車を除き、この塗装で落成された。帯色は80系や113系などの車体色に準じている。現在もJR東海所属車の全車両とJR東日本所属車で高崎地区の車両に採用されている。


211系 中京色中京色
国鉄が名古屋地区に投入した211系に採用した塗装。帯色は青をベースに白のアクセントが入れられている。民営化後の1988年に湘南色に変更され、消滅している。


211系 房総色房総色
房総地区の211系に施された塗装。2006年から2013年まで見られた。


211系 長野色長野色
長野地区の211系に施されている塗装。


新湘南色
113系から編入したサロ124形の一部に施されていた塗装。この塗装が施されている車両は、総武・横須賀線の113系のグリーン車として製造された車両である。


ゆめじ色
JR西日本のスーパーサルーン「ゆめじ」に施された塗装。鋼製車体であるため、白ベースの車体にピンクと青の帯が配されている。


2.2.車体の差異

製造時期により差異が存在する。

211系0番台◆基本形
国鉄時代に製造された車両とJR東日本が増備した車両が該当する。番台区分では暖地向けセミクロスシートの0番台、ロングシートの2000番台、寒地向けセミクロスシートの1000番台、ロングシートの3000番台が該当する。共通の特徴として、AU75冷房装置を搭載していることが挙げられる。また、寒地向けの車両には半自動扉のドアスイッチが設置されている。


211系5000番台◆東海形
JR東海が増備したロングシートの5000番台、6000番台が該当する。大型の前面窓とAU711冷房装置が特徴である。製造時期により、側面行先表示器と列車番号表示器に差異が存在する。1次形の特徴は、行先表示器が小型のLED式であることが挙げられる。2次形は行先表示器が小型の幕式に変更され、3次形では基本仕様車と同様の幕式に変更された。4次形は前面の列車番号表示器が設置されていない点である。


211系平屋グリーン車◆平屋G車
国鉄時代に製造されたグリーン車であるサロ211形とサロ210形が該当する。


211系2階建てグリーン車◆二階G車
JR東日本が製造したグリーン車であるサロ212形とサロ213形が該当する。2階建てのグリーン車である。後年に113系から編入されたグリーン車もここに該当する。編入車の一部には台車が異なる車両も存在した。


◆展望G車
JR西日本が製造したクモロ211-1、モロ210-1が該当する。スーパーサルーン「ゆめじ」として編成を組んでいた213系に分類されるクロ212-1001とは同じ外観である。


2.3.改造による差異

211系は改造により以下の差異が生じている。

幌枠の設置◆幌枠
正確な時期は不明であるが、遅くとも1996年頃から、東北・高崎線で運用される編成の上野方先頭車(クハ210形)の貫通扉の上部に白い幌枠が設置されている。大半の車両に設置されているが、設置されていない車両も存在する。


LED表示器の設置◆LED式前面表示器
1998年頃から東北・高崎線で運用される車両の前面表示器が幕式からLED式に変更された。また、グリーン車の一部では2005年頃の組み換え時に側面行先表示器がLED式に変更されている。2006年頃までに、幕式で残ったタカA36編成を除き、東北・高崎線の車両はLED式に統一された。


強化形スカート◆強化形スカート
2010年から東海道線、東北・高崎線の一部車両のスカートに強化改造(以下、強化形スカート)を施している。スカートに強化部材を取り付け、外観上は面積が拡大されている。


新形スカート◆耐雪形スカート
2013年から長野地区の車両のスカートが交換(以下、耐雪形スカート)されている。使用線区の気候に配慮したスノープロウが一体となったものである。初期に同地区へ転用された一部編成を除き、転用改造と同時に交換されている。現在では初期の編成も交換を完了している。2016年からは高崎地区に転用される車両のスカートも同様のものに変更されている。


スカート延長改造◆延長形スカート
JR東海の車両は2009年頃からATS-PT車上子の保護のため、スカート下部に保護板を取り付けた(以下、延長形スカート)。全車両が施工済である。


3.特徴マトリックス図

       スカート
基本形    
強化形
耐雪形
延長形
前面
LED
 
強化形
耐雪形

 
強化形
耐雪形
前面
LED
 
強化形
耐雪形
湘南色
房総色
長野色
中京色
新湘南色
ゆめじ色
A01  B01 C01 E01
A05
A10 C03
E02
A03
A06
A08 C05
A02 B02 C02
A11 C04
A04
A07
A09 C06

       スカート
東海形 1次  
延長形
2次  
延長形
3次  
延長形
4次  
延長形
平屋G車  
二階G車  
側面LED
展望G車  
湘南色
房総色
長野色
中京色
新湘南色
ゆめじ色
F01
F05
F02
F06
F03
F07
F04
F08
D01
D02
D03 D04
G01

4.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

5.各バリエーション解説

A01 基本形/湘南色

落成時の姿。名古屋地区に投入された編成を除いて、基本形はこの姿で落成された。廃車やスカートの改造により、この姿は消滅した。

田町車両センター チタN24編成
田町車両センター チタN24編成
撮影場所 新子安駅   撮影日 2012.01.03
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A02 基本形/湘南色 [幌枠]

東北・高崎線で使用された車両の姿。1996年頃から上野方先頭車の貫通扉上部に設置された白い幌枠が特徴である。一方、黒磯・高崎方先頭車には、幌枠は設置されておらず、落成時の姿を維持していた。後に前面表示器がLED化され、この姿の車両は減少した。

高崎車両センターのタカA36編成は、2006年頃に前面表示器が幕式に戻され、東北・高崎線の211系では唯一、幕式の編成であった。2017年3月まで両毛線でこの姿で使用された。2017年8月にスカートが交換され、この姿は消滅した。

新前橋電車区 シマA50編成
新前橋電車区 シマA50編成
撮影日 CGによる再現(2019.07作成)
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A03 基本形/湘南色 [前面LED]

東北・高崎線で使用された車両の姿。1998年頃から前面表示器がLED式に変更された。2006年頃までに、タカA36編成を除いて東北・高崎線の車両はLED式に統一された。2014年までに東北・高崎線から撤退し、一部は2017年まで両毛線で使用された。現在では、高崎地区に転用された編成のうち、6両固定編成の中間代用先頭車のみがこの姿である。

高崎車両センター タカA27編成
高崎車両センター タカA27編成
撮影場所 西川口駅   撮影日 2010.09.26
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A04 基本形/湘南色 [幌枠][前面LED]

東北・高崎線で使用された車両の姿。上野方先頭車の一部車両は1996年頃に幌枠が設置され、1998年頃から前面表示器がLED式に変更された。2006年頃までに、タカA36編成を除き、東北・高崎線の車両はLED式に統一された。2014年までに東北・高崎線から撤退し、一部は2017年まで両毛線で使用された。現在では、高崎地区に転用された編成のうち、6両固定編成の中間代用先頭車のみがこの姿である。

高崎車両センター タカC7編成
高崎車両センター タカC7編成
撮影場所 赤羽駅   撮影日 2010.09.20
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A05 基本形/湘南色 [強化形スカート]

スカート強化改造後の東海道線の車両の姿。2010年に一部編成のスカートに強化改造が施された。幕式表示器と強化スカートの組合せは東海道線で使用された田町車両センターの車両に見られた。田町車両センター所属の全車に普及することなく、同線からの撤退により、この姿は消滅した。

田町車両センター チタN56編成
田町車両センター チタN56編成
撮影場所 横浜駅   撮影日 2012.01.07
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A06 基本形/湘南色 [前面LED][強化形スカート]

スカート強化改造後の東北・高崎線の車両の姿。2010年に一部編成のスカートに強化改造が施された。東北・高崎線の車両でLED式表示器と強化形スカートの組合せが存在した。2014年までに東北・高崎線から撤退した。高崎地区への転用に伴い、新形スカートに交換され、この姿は消滅した。

高崎車両センター タカC14編成
高崎車両センター タカC14編成
撮影場所 西川口駅   撮影日 2010.09.26
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A07 基本形/湘南色 [幌枠][前面LED][強化形スカート]

スカート強化改造後の東北・高崎線の車両の姿。2010年に一部編成のスカートに強化改造が施された。東北・高崎線の車両でLED式表示器と強化形スカートの組合せが存在したが、上野方先頭車は幌枠も設置されていた。2014年までに東北・高崎線から撤退した。高崎地区への転用に伴い、新形スカートに交換され、この姿は消滅した。

高崎車両センター タカC4編成
高崎車両センター タカC4編成
撮影場所 高崎駅   撮影日 2012.09.08
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A08 基本形/湘南色 [前面LED][新形スカート]

高崎地区の車両の姿。2016年から高崎地区への転用改造が始まり、新形スカートに交換された。

高崎車両センター タカA26編成
高崎車両センター タカA26編成
撮影場所 高崎駅   撮影日 2018.02.09
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A09 基本形/湘南色 [幌枠][前面LED][新形スカート]

高崎地区の車両の姿。2016年から高崎地区への転用改造が始まり、新形スカートに交換された。上野方先頭車の一部には幌枠が残されている。

高崎車両センター タカA32編成
高崎車両センター タカA32編成
撮影場所 高崎問屋町駅付近   撮影日 2018.02.09
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A10 基本形/湘南色 [新形スカート]

高崎地区のタカA36編成の姿。東北・高崎線の車両で唯一、幕式を維持していた同編成は、2017年9月に転用改造が施され、新形スカートに交換された。

高崎車両センター タカA36編成
高崎車両センター タカA36編成
撮影場所 足利駅   撮影日 2018.08.15
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A11 基本形/湘南色 [幌枠][新形スカート]

高崎地区のタカA36編成の姿。東北・高崎線の車両で唯一、幕式行先表示器を維持していた同編成は、2017年9月に転用改造が施され、新形スカートに交換された。上野方先頭車には幌枠が残されている。

高崎車両センター タカA36編成
高崎車両センター タカA36編成
撮影場所 佐野駅   撮影日 2018.08.15
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B01 基本形/房総色

房総地区の車両の姿。東北・高崎線の一部編成が転用され、2006年10月にから房総地区各線で使用された。同地区では209系の投入に伴い、2013年3月に撤退し、この姿は消滅した。

高松運転所 カマA1編成
幕張車両センター マリ503編成
撮影場所 四街道駅   撮影日 2010.07.17
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B02 基本形/房総色 [幌枠]

房総地区の車両の姿。東北・高崎線の一部編成が転用され、2006年10月にから房総地区各線で使用された。元上野方先頭車は千葉方先頭車に使用され、幌枠が残存していた。なかでもマリ503編成は幌枠が黒く塗装されていた。同地区では209系の投入に伴い、2013年3月に撤退し、この姿は消滅した。

高松運転所 カマA1編成
幕張車両センター マリ503編成
撮影場所 四街道駅   撮影日 2010.07.17
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C01 基本形/長野色

長野地区の車両の姿。房総地区から転入した編成の一部は原形スカートのまま使用された。2013年に新形スカートに変更され、この姿は消滅した。

長野総合車両センター ナノN303編成
長野総合車両センター ナノN303編成
撮影日 CGによる再現(2019.07作成)
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C02 基本形/長野色 [幌枠]

長野地区の車両の姿。房総地区から転入した編成の一部は原形スカートのまま使用された。幌枠も残存している。2013年に新形スカートに変更され、この姿は消滅した。

長野総合車両センター ナノN301編成
長野総合車両センター ナノN301編成
撮影日 CGによる再現(2019.07作成)
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C03 基本形/長野色 [新形スカート]

長野地区の車両の姿。房総地区と田町車両センターからの転入車は幕式前面表示器である。新形スカートに変更されている。

長野総合車両センター ナノN606編成
長野総合車両センター ナノN606編成
撮影場所 甲府駅   撮影日 2016.03.11
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C04 基本形/長野色 [幌枠][新形スカート]

長野地区の車両の姿。房総地区からの転入車で、幕式前面表示器である。幌枠が残存している。2013年以降は新形スカートを装着している。

長野総合車両センター ナノN316編成
長野総合車両センター ナノN316編成
撮影場所 日野春駅   撮影日 2018.03.18
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C05 基本形/長野色 [前面LED][新形スカート]

長野地区の車両の姿。東北・高崎線の転入車はLED式表示器である。転用改造と同時に新形スカートに変更された。

長野総合車両センター ナノN310編成
長野総合車両センター ナノN310編成
撮影場所 長野駅   撮影日 2018.03.18
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C06 基本形/長野色 [幌枠][前面LED][新形スカート]

長野地区の車両の姿。東北・高崎線の転入車はLED式表示器である。幌枠が残存している。転用改造と同時に新形スカートに変更された。

長野総合車両センター ナノN313編成
長野総合車両センター ナノN313編成
撮影場所 茅野駅   撮影日 2018.03.18
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D01 平屋G車/湘南色

グリーン車のうち平屋であるサロ210形、サロ211形の姿。国鉄時代に東海道線に新製投入されたが、2005年に東北・高崎線に転用された。2014年までに同線から撤退、廃車により、この姿は消滅した。

高崎車両センター サロ211-1001
高崎車両センター サロ211-1001
撮影場所 大宮駅   撮影日 2006.11.17
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D02 二階G車/湘南色

グリーン車のうち二階建てあるサロ212形、サロ213形の姿。東海道線、東北・高崎線からの撤退により消滅した。

高崎車両センター サロ212-1001
高崎車両センター サロ212-1001
撮影場所 大宮駅   撮影日 2006.11.17
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D03 二階G車/湘南色 [側面LED]

グリーン車のうち二階建てあるサロ212形、サロ213形の姿。元113系のグリーン車を中心に側面行先表示器がLED式に変更されている。東海道線、東北・高崎線からの撤退により消滅した。

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D04 二階G車/新湘南色 [側面LED]

113系から編入されたサロ213形の姿。元横須賀線のグリーン車であり、塗装パターンが異なっている。側面行先表示器のLED化も施されている。東海道線、東北・高崎線からの撤退により消滅した。

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E01 基本形/中京色

名古屋地区の0番台の落成時の姿。快速列車の増発用として投入され、独自の青帯を巻いていた。1988年に湘南色に変更され、この姿は消滅した。

神領電車区 シンK2編成
神領電車区 シンK2編成
撮影日 CGによる再現(2019.07作成)
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E02 基本形/湘南色 [延長形スカート]

JR東海に所属する0番台の姿。2009年にスカート下部の保護板が取り付けられ、この姿になった。現在もこの姿で使用されている。

神領車両区 シンK51編成
神領車両区 シンK51編成
撮影場所 名古屋駅   撮影日 2012.04.15
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F01 東海形(1次)/湘南色

1次車の落成時の姿。LED式の側面行先表示器が特徴である。2009年頃にスカート下部の保護板が設置され、この姿は消滅した。

神領電車区 シンK2編成
神領車両区 シンK115編成
撮影日 CGによる再現(2019.07作成)
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F02 東海形(2次)/湘南色

2次車の落成時の姿。小型の幕式側面行先表示器が特徴である。2009年頃にスカート下部の保護板が設置され、この姿は消滅した。

神領車両区 シンK16編成
神領車両区 シンK16編成
撮影場所 名古屋駅   撮影日 2010.04.10
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F03 東海形(3次)/湘南色

3次車の落成時の姿。大型化された側面行先表示器が特徴である。2009年頃にスカート下部の保護板が設置され、この姿は消滅した。

神領車両区 シンK6編成
神領車両区 シンK6編成
撮影日 CGによる再現(2019.07作成)
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F04 東海形(4次)/湘南色

東海仕様車の4次車の落成時の姿。列車番号表示器が省略されている点が特徴である。2009年頃にスカート下部の保護板が設置され、この姿は消滅した。

静岡車両区 シスGG5編成
神領車両区 シンK5編成
撮影日 CGによる再現(2019.07作成)
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F05 東海形(1次)/湘南色 [延長形スカート]

保護板設置後の1次車の姿。2009年頃にスカート下部の保護板が設置された。現在もこの姿で活躍している。

神領車両区 シンK115編成
神領車両区 シンK115編成
撮影場所 名古屋駅   撮影日 2018.04.08
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F06 東海形(2次)/湘南色 [延長形スカート]

保護板設置後の2次車の姿。2009年頃にスカート下部の保護板が設置された。現在もこの姿で活躍している。

静岡車両区 シスSS5編成
静岡車両区 シスSS5編成
撮影場所 熱海駅   撮影日 2016.01.19
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F07 東海形(3次)/湘南色 [延長形スカート]

保護板設置後の3次車の姿。2009年頃にスカート下部の保護板が設置された。現在もこの姿で活躍している。

静岡車両区 シスSS11編成
静岡車両区 シスSS11編成
撮影場所 三島駅   撮影日 2016.04.10
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F08 東海形(4次)/湘南色 [延長形スカート]

保護板設置後の4次車の姿。2009年頃にスカート下部の保護板が設置された。現在もこの姿で活躍している。

静岡車両区 シスGG6編成
静岡車両区 シスGG6編成
撮影場所 富士駅   撮影日 2016.04.10
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G01 展望G車/ゆめじ色

JR西日本が3両1編成を製造したスーパーサルーン「ゆめじ」の姿。編成中の1両は213系に区分されている。2010年の引退までこの姿で活躍した。

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