国鉄205系/富士急行6000系

国鉄205系/富士急行6000系

《最終更新》 2024年8月1日

概要

205系は国鉄が1985年から製造した通勤形直流電車である。首都圏や関西圏の通勤路線に投入された。 分割民営化後もJR東日本とJR西日本が増備した。

1985年から1991年にかけて、国鉄とJR東日本が0番台を山手線、京阪神緩行線、横浜線、南武線、中央・総武緩行線、埼京線、京浜東北・根岸線、京葉線、武蔵野線に投入した。1988年にはJR西日本が1000番台を阪和線に投入した。1990年から1994年にかけて、JR東日本が6扉車のサハ204形を製造し、山手線、横浜線に投入した。1991年にはJR東日本が相模線に500番台を投入した。

JR東日本の車両は、209系の投入による転出により、1996年に京浜東北・根岸線から撤退した。2000年代にはE231系の投入によって2001年に中央・総武緩行線、2005年に山手線から撤退した。2002年から各線区に転出し、先頭化改造うえで、南武支線に1000番台、鶴見線に1100番台、南武線に1200番台、八高・川越線に3000番台、仙石線に3100番台が投入された。武蔵野線にはVVVFインバーター制御に改造した5000番台が投入された。

2010年代にはE233系の導入により、2011年に京葉線、2014年に横浜線、2015年に南武線、2016年に埼京線から撤退した。2012年には京葉線と埼京線の車両を改造し、600番台として宇都宮線、日光線で使用された。2010年代後半には山手線E235系投入によるE231系の転用により、2018年に八高・川越線、2020年に武蔵野線から撤退した。2020年代にはE131系の導入により、2022年に日光線、宇都宮線、相模線、2024年に鶴見線から撤退した。現在は仙石線と南武支線で使用されている。

JR西日本の車両は2006年までに京阪神緩行線から撤退し、以降は阪和線で使用された。2011年から2013年までは京阪神緩行線で朝ラッシュ時のみ運行された。2018年までに阪和線から撤退し、現在は奈良線で使用される。

富士急行6000系は2012年からJR東日本の205系を譲受した電車である。2019年にかけて3両編成7本が投入された。


外観の特徴

1985年1月から3月にかけて製造された量産先行車(以下、初期形)は二段式の側窓が特徴である。1985年7月から1988年6月にかけて製造された0番台(前期形A)は下降式の側窓が採用された。1988年9月以降に製造された0番台(中期形A)は側扉窓が大型化された。1989年11月以降に製造された京葉線と武蔵野線向けの0番台(後期形A)は前面デザインが変更され、前面にFRP素材が採用された。

1988年にJR西日本が阪和線向け製造した1000番台(中期形B)は前面展望を確保するために前面窓が大型化された。1991年にJR東日本が相模線向けに製造した500番台(後期形B)は前面デザインが変更され、角形の前照灯が採用およびスカートが設置された。

1990年から1994年にかけて片側6扉車体を採用したサハ204形が製造され、山手線向けのサハ204形900番台および0番台(6扉形A)は側窓ガラスが金属支持式であり、横浜線向けの100番台(6扉形B)は接着式である。

2002年から2005年にかけて山手線から転出に伴う先頭化改造が施され、大型曲面ガラスと3色LED式行先表示器を採用した運転台が設置された。前期形Aを改造した車両(前期形B)は側扉窓が小窓、中期形Aを改造した車両(中期形C)は側扉窓が大窓である。

塗装は投入路線ごとに帯色が異なり、山手線は黄緑色(山手色)、京阪神緩行線、阪和線、京浜東北・根岸線は青色(青色Ⅰ)、中央・総武緩行線は黄色(総武色)、横浜線は黄緑色と緑色(横浜色)、南武線は黄、オレンジ、ぶどう色(南武色)、埼京線は緑色(埼京色)、京葉線は赤色(京葉色)、武蔵野線はオレンジ、白、ぶどう色(武蔵野色)、相模線は濃淡の水色(相模色Ⅰ)、南武支線は緑、黄、クリーム色(支線色)、鶴見線は黄、白、水色(鶴見色)、川越線は黄緑とオレンジ色(川越色)、仙石線は濃淡の青色(仙石色Ⅰ)、仙石線の2WAYシート車は1号車が緑、2号車が紫、3号車がオレンジ、4号車が赤の濃淡(仙石色Ⅱ)、日光線は茶色と金色(日光色)、宇都宮線はオレンジ色と緑色(湘南色)である。

2011年には京阪神緩行線の0番台が321系に準じた紺、白、オレンジ(京阪神色)に変更され、2014年の阪和線転属時に青色と前面にオレンジ帯(青色Ⅱ)に変更された。2016年には相模線の車両の帯色が変更され、やや明るめの水色の濃淡(相模色Ⅱ)が採用された。

改造による変化として、1990年代にスカートが設置され、JR東日本の車両は灰色のL字型のスカート(スカートA)、JR西日本の車両は黒色のスカート(スカートB)が採用された。2007年頃にJR西日本の車両のスカートに強化改造が施された(スカートC)。

1988年には京阪神緩行線のアカA1編成の行先表示器が3色LED式(3C-LED)に変更された。試験的な変更であり、後に幕式に戻された。2002年にはJR東日本の先頭化改造車に3色LED式行先表示器が採用され、2002年頃に埼京線、2003年に横浜線のクラH27編成、2008年に横浜線、2014年頃に武蔵野線の一部編成に普及した。

2012年から2013年にかけてJR西日本の車両に体質改善工事が施され、行先表示器の3色LED化および運行番号表示器の撤去、スカート拡大、通風器撤去が施された(体質改善)。

2018年には日光線のヤマY3編成が観光列車「いろは」として改造され、中央の客扉を閉塞したうえで片側2扉とし、車内をセミクロスシートに改造した。塗装は黒と茶色、金色を基本とした装飾(いろは)が採用された。

富士急行6000系は、導入時に通風器を撤去(通風器撤去)し、行先表示器がLED式に改造された。2012年から2013年に導入された6001F~6003F、6501Fは3色LED式、2018年以降に導入された6502F、6701F、6703FはフルカラーLED式(FC-LED)である。後者はスカートが強化型(スカートD)に変更された。車体塗装は6001F~6003F、6501Fが青、黄、黒帯(富士急色)、6502Fが「トーマスランド号」のラッピング、6701Fが「開業90周年記念車両」として金色をベースに富士山の図柄(●金富士)、6702Fが富士急ハイランドのラッピングである。2016年に6501Fがマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)との姉妹鉄道提携25周年を記念として、赤と白のデザイン(MGB色)に変更された。


 


山手色
青色Ⅰ
青色Ⅱ
総武色
横浜色
南武色
埼京色
京葉色
武蔵野色
日光色
湘南色
初期形
初期形
前期形A
前期形A
前期形A
前期形A
前期形A
前期形A
前期形A
前期形A
前期形B
中期形A
中期形A
中期形A
中期形B
中期形B
中期形B
中期形B
後期形A
後期形A
後期形A
6扉形A
6扉形B
 
スカートA   スカートA スカートA
3C-LED
3C-LED スカートB スカートB
3C-LED
スカートC スカートC
体質改善
スカートA スカートA
3C-LED
  スカートB スカートC スカートC
体質改善
  スカートA 3C-LED    
A01 A02 B01 B02 D01 I01
B11 B12 B13 B14 B15 D11 E01 E02 E03 E04  
B16
D21 D22
A11 B21 D31 D32 D33 I02 J01  
B31 C01 D41 D42 D43  
B41 B42 B43 D51 D52 D53 I03  
A21 B51 D61 G01 G02  
B61 B62 D71 D72 G11 G12  
G21  
D81 G31  



 


支線色
鶴見色
川越色
仙石色Ⅰ
仙石色Ⅱ
京阪神色
前期形A
前期形A
前期形B
中期形C
 
スカートC スカートC
体質改善
 
C11 F01
C21 F11  
C31
C41
C42  
B71 B72  



 



相模色Ⅰ
相模色Ⅱ
いろは
富士急色
●金富士
MGB色
○車体装飾
初期形
前期形A
前期形B
中期形A
後期形A
後期形B
 
スカートA
3C-LED
通風器撤去
スカートA
3C-LED
通風器撤去
スカートD
FC-LED
通風器撤去
スカートD
FC-LED
通風器撤去
スカートA
いろは
 
H01
H02  
G41  
A31 B81  
C51  
B82
D91

バリエーション一覧

No.
現状
特徴

各バリエーション解説

A01 初期形/山手色

1985年に山手線に投入された量産先行車の姿。1996年頃にスカートが設置され、この姿は消滅した。

蒲田電車区 カマ51編成
品川電車区 シナ1編成
撮影日 CGによる再現
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A02 初期形/山手色 [スカートA]

量産先行車のスカート設置後の姿。1996年頃にスカートが設置された。2005年に山手線から撤退し、この姿は消滅した。

山手電車区 ヤテ4編成
山手電車区 ヤテ4編成
撮影日 CGによる再現
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A11 初期形/横浜色

横浜線のカマ51編成の姿。1993年1月から2月にかけて、山手線のヤテ2編成が横浜線に貸し出され、帯色が変更された。同編成の返却によってこの姿は消滅した。

蒲田電車区 カマ51編成
蒲田電車区 カマ51編成
撮影日 CGによる再現
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A21 初期形/京葉色 [スカートA]

京葉線の量産先行車の姿。2005年にケヨ24~27編成として京葉線に転用された。2011年までに京葉線から撤退し、現在はケヨ24編成のクハ205-1が大宮総合車両センターで保管されている。

京葉車両センター ケヨ25編成
京葉車両センター ケヨ25編成
撮影場所 蘇我駅   撮影日 2010年7月
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A31 初期形/富士急色 [スカートA][3C-LED][通風器撤去]

富士急行6001F~6003Fの姿。京葉線で使用されていたケヨ25~ケヨ27編成が種車である。現在もこの姿で使用されている。

富士急行 6002F
富士急行 6002F
撮影場所 大月駅   撮影日 2014年1月
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B01 前期形A/山手色

1985年7月以降に山手線に投入された量産車の姿。1996年頃にスカートが設置され、この姿は消滅した。

品川電車区 シナ11編成
品川電車区 シナ11編成
撮影日 CGによる再現
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B02 前期形A/山手色 [スカートA]

山手線の量産車のスカート設置後。2005年までに山手線から撤退し、この姿は消滅した。

山手電車区 ヤテ50編成
山手電車区 ヤテ50編成
撮影日 CGによる再現
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B11 前期形A/青色Ⅰ

1986年に京阪神緩行線に投入された0番台の姿。1990年代にスカートが設置され、この姿は消滅した。

明石電車区 アカA1編成
明石電車区 アカA1編成
撮影日 CGによる再現
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B12 前期形A/青色Ⅰ [3C-LED]

アカA1編成の行先表示器LED化後の姿。1988年3月に行先表示器が試験的にLED式に変更された。1990年代にスカートが設置され、この姿は消滅した。

明石電車区 アカA1編成
明石電車区 アカA1編成
撮影日 CGによる再現
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B13 前期形A/青色Ⅰ [スカートB]

JR西日本の0番台のスカート設置後の姿。1990年代にスカートが設置された。2006年頃にスカートが強化形に変更され、この姿は消滅した。

網干総合車両所明石支所 アカA2編成
網干総合車両所明石支所 アカA2編成
撮影日 CGによる再現
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B14 前期形A/青色Ⅰ [スカートB][3C-LED]

アカA1編成のスカート設置後の姿。1990年代にスカートが設置された。後に行先表示器がLED式から幕式に変更され、この姿は消滅した。

明石電車区 アカA1編成
明石電車区 アカA1編成
撮影日 CGによる再現
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B15 前期形A/青色Ⅰ [スカートC]

JR西日本の0番台のスカート強化後の姿。2006年頃にスカートが強化形に変更された。2006年から2010年まで阪和線で使用された。2010年に塗装変更され、この姿は消滅した。

日根野電車区 8両編成
日根野電車区 編成番号不明
撮影場所 天王寺駅   撮影日 2007年4月
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B16 前期形A/青色Ⅱ [スカートC][体質改善]

JR西日本の0番台の体質改善工事および塗装変更後の姿。2013年に京阪神緩行線から阪和線に転用され、青帯とオレンジ帯に変更された。2018年に奈良線に転用され、現在もこの姿で使用されている。

吹田総合車両所奈良支所 ナラNE401編成
吹田総合車両所奈良支所 ナラNE401編成
撮影場所 稲荷駅付近   撮影日 2022年7月
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B21 前期形A/横浜色 [スカートA][3C-LED]

横浜線のクラH27、H28編成の姿。クラH27編成は2003年に山手線から転入、クラH28編成は2009年に武蔵野線から転入した。帯色の変更および前面行先表示器がLED式に改造された。2014年までに廃車され、この姿は消滅した。

鎌倉車両センター クラH28編成
鎌倉車両センター クラH28編成
撮影場所 片倉駅   撮影日 2014年1月
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B31 前期形A/南武色 [スカートA]

南武線のナハ34~45編成の姿。2002年頃に山手線から転入し、帯色が変更された。2016年までに廃車され、この姿は消滅した。

中原電車区 ナハ41編成
中原電車区 ナハ41編成
撮影場所 尻手駅   撮影日 2014年6月
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B41 前期形A/埼京色

埼京線のハエ7(→ハエ29)編成の姿。1990年に山手線から転入し、帯色が変更された。1996年頃にスカートが設置され、この姿は消滅した。

川越電車区 ハエ7編成
川越電車区 ハエ7編成
撮影日 CGによる再現
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B42 前期形A/埼京色 [スカートA]

埼京線のハエ7(→ハエ29)編成のスカート設置後の姿。1996年頃にスカートが設置された。1996年頃に山手線から転入したハエ29(→ハエ30)編成もこの姿であった。2002年頃にLED式行先表示器に変更され、この姿は消滅した。

川越電車区 ハエ30編成
川越電車区 ハエ30編成
撮影日 CGによる再現
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B43 前期形A/埼京色 [スカートA][3C-LED]

埼京線のハエ29、30編成の行先表示器LED化後の姿。2002年頃に行先表示器が3色LED式に変更された。2002年から2004年にかけて山手線から転入したハエ31、32編成もこの姿であった。2014年までに廃車され、この姿は消滅した。

川越車両センター ハエ29編成
川越車両センター ハエ29編成
撮影場所 大崎駅   撮影日 2013年11月
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B51 前期形A/京葉色 [スカートA]

京葉線のケヨ22、23編成の姿。2002年に山手線から転入し、帯色が変更された。2007年にケヨ23編成が武蔵野線に転用、2011年にケヨ22編成が廃車され、この姿は消滅した。

京葉電車区 ケヨ22編成
京葉電車区 ケヨ22編成
撮影日 CGによる再現
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B61 前期形A/武蔵野色 [スカートA]

武蔵野線のケヨM3~M34編成、M66編成の姿。主に山手線、南武線、京葉線から転入し、帯色が変更された。電動車は一部を除いてVVVF制御の5000番台に改造された。2020年までに廃車され、この姿は消滅した。

京葉車両センター ケヨM15編成
京葉車両センター ケヨM15編成
撮影場所 西国分寺駅   撮影日 2014年1月
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B62 前期形A/武蔵野色 [スカートA][3C-LED]

武蔵野線のケヨM28~M34編成の行先表示器LED化後の姿。2014年に行先表示器が3色LED式に変更された。2020年までに廃車され、この姿は消滅した。

京葉車両センター ケヨM30編成
京葉車両センター ケヨM30編成
撮影場所 南浦和駅   撮影日 20114年3月
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B71 前期形A/京阪神色 [スカートC]

JR西日本の0番台の塗装変更後の姿。2010年に阪和線から京阪神緩行線に転用され、321系に準じた帯色に変更された。2012年に体質改善工事が施され、この姿は消滅した。

網干総合車両所宮原支所 ミハC1編成
網干総合車両所宮原支所 ミハC1編成
撮影日 CGによる再現
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B72 前期形A/京阪神色 [スカートC][体質改善]

JR西日本の0番台の体質改善工事後の姿。2012年に体質改善工事が施された。2014年に塗装が変更され、この姿は消滅した。

網干総合車両所宮原支所 ミハC3編成
網干総合車両所宮原支所 ミハC3編成
撮影場所 新大阪駅   撮影日 2012年12月
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B81 前期形A/富士急色 [スカートA][3C-LED][通風器撤去]

富士急行6501Fの導入時の姿。京葉線で使用されていたケヨ22編成が種車である。2016年に塗装が変更され、この姿は消滅した。

富士急行 6501F
富士急行 6501F
撮影場所 田野倉駅   撮影日 2014年1月
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B82 前期形A/MGB色 [スカートA][3C-LED][通風器撤去]

富士急行6501Fの塗装変更後の姿。2016年にマッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)姉妹鉄道提携25周年を記念し、赤と白のデザインに変更された。現在もこの姿で使用されている。

富士急行 6501F
富士急行 6501F
撮影場所 下吉田駅付近   撮影日 2018年12月
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C01 前期形B/南武色

南武線のナハ46~51編成の姿。2004年から2005年にかけて山手線から転用され、ナハ46~51編成の先頭車は先頭化改造車の1200番台であった。2016年までに廃車され、この姿は消滅した。

中原電車区 ナハ50編成
中原電車区 ナハ50編成
撮影場所 川崎駅   撮影日 2009年3月
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C11 前期形B/支線色

南武支線のナハW4編成の姿。山手線の中間車に先頭化改造を施し、1000番台として導入された。現在もこの姿で使用されている。

鎌倉車両センター中原支所 ナハW4編成
鎌倉車両センター中原支所 ナハW4編成
撮影場所 小田栄駅   撮影日 2024年4月
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C21 前期形B/鶴見色

鶴見線のクモハ204形、モハ205形の姿。山手線の中間車に先頭化改造を施し、1100番台として導入された。2024年までに運用離脱し、一部が鎌倉車両センター中原支所に留置されている。

中原電車区 ナハT13編成
中原電車区 ナハT13編成
撮影場所 武蔵白石駅   撮影日 2017年6月
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C31 前期形B/川越色

川越線の3000番台の姿。山手線の中間車に先頭化改造を施し、3000番台として投入された。2018年に廃車され、この姿は消滅した。

川越車両センター ハエ85編成
川越車両センター ハエ85編成
撮影場所 南古谷駅   撮影日 2017年7月
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C41 前期形B/仙石色Ⅰ

仙石線のセンM1、M6、M7、M10、M13、M14、M17、M19編成の姿。山手線の中間車に先頭化改造を施し、3100番台として投入された。M19編成は南武線からの転入車である。現在もこの姿で使用されている。

仙台車両センター センM19編成
仙台車両センター センM19編成
撮影場所 小鶴新田駅   撮影日 2024年6月
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C42 前期形B/仙石色Ⅱ

仙石線のセンM2~M5、M8編成の姿。3100番台の姿。山手線の中間車に先頭化改造を施し、3100番台として投入された。2WAYシート車として導入され、通常編成とは帯色が異なる。現在もこの姿で使用されている。

仙台車両センター センM3編成
仙台車両センター センM3編成
撮影場所 小鶴新田駅   撮影日 2024年6月
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C51 前期形B/●金富士 [スカートD][FC-LED][通風器撤去]

富士急行6701Fの姿。「開業90周年記念車両」として金色をベースに富士山の柄をあしらったフルラッピングが施されている。現在もこの姿で使用されている。

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D01 中期形A/山手色

山手線のヤテ35編成の姿。1991年に京浜東北・根岸線のウラ4編成が山手線に貸し出され、帯色が変更された。同編成の返却によってこの姿は消滅した。

山手電車区 ヤテ35編成
山手電車区 ヤテ35編成
撮影日 CGによる再現
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D11 中期形A/青色Ⅰ

1989年に京浜東北・根岸線に投入された0番台の姿。10両編成6本が投入された。1996年までに京浜東北・根岸線から撤退し、この姿は消滅した。

浦和電車区 ウラ1編成
浦和電車区 ウラ1編成
撮影日 CGによる再現
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D21 中期形A/総武色

1989年に中央・総武緩行線に投入された0番台の姿。京浜東北・根岸線と南武線から転入車を含めて、10両編成4本が存在した。1990年代にスカートが設置され、この姿は消滅した。

三鷹電車区 ミツ23編成
三鷹電車区 ミツ23編成
撮影日 CGによる再現
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D22 中期形A/総武色 [スカートA]

中央・総武緩行線の0番台のスカート設置後の姿。1990年代にスカートが設置された。2001年に中央・総武緩行線から撤退し、この姿は消滅した。

三鷹電車区 ミツ22編成
三鷹電車区 ミツ22編成
撮影場所 錦糸町駅   撮影日 2011.08.10
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D31 中期形A/横浜色

1988年に横浜線に投入された0番台の姿。カマ1~25(→クラH1~H25)編成が新製投入され、1993年に京浜東北・根岸線の転入車がカマ26(→クラH26)編成として投入された。1994年からスカートが設置され、この姿は消滅した。

蒲田電車区 カマ1編成
蒲田電車区 カマ1編成
撮影日 CGによる再現
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D32 中期形A/横浜色 [スカートA]

横浜線のカマ1~26(→クラH1~H26)編成のスカート設置後の姿。1993年にスカートが設置された。2008年頃までに行先表示器がLED式に変更され、この姿は消滅した。

鎌倉車両センター クラH9編成
鎌倉車両センター クラH9編成
撮影場所 磯子駅   撮影日 2008年2月
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D33 中期形A/横浜色 [スカートA][3C-LED]

横浜線のクラH1~H26編成の行先表示器LED化後の姿。2008年頃までに行先表示器が3色LED式に変更された。2014年までに廃車され、この姿は消滅した。クラH26編成は南武線に転用された。

鎌倉車両センター クラH1編成
鎌倉車両センター クラH1編成
撮影場所 東神奈川駅   撮影日 2014年2月
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D41 中期形A/南武色

1989年に南武線に投入された0番台の姿。ナハ1~16編成が新製投入された。1990年代にスカートが設置され、この姿は消滅した。

中原電車区 ナハ27編成
中原電車区 ナハ27編成
撮影日 CGによる再現
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D42 中期形A/南武色 [スカートA]

ナハ2~16編成のスカート設置後の姿。1990年代にスカートが設置された。2016年までに廃車され、この姿は消滅した。

中原電車区 ナハ8編成
中原電車区 ナハ8編成
撮影場所 登戸駅付近   撮影日 2011.04.23
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D43 中期形A/南武色 [スカートA][3C-LED]

南武線のナハ17編成の姿。2014年に横浜線のクラH26編成が転入し、ナハ17編成として使用された。3色LED式の行先表示器が特徴であった。2015年に廃車され、この姿は消滅した。

中原電車区 ナハ17編成
中原電車区 ナハ17編成
撮影場所 武蔵新城駅   撮影日 2014年8月
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D51 中期形A/埼京色

1989年に埼京線に投入された0番台の姿。新製投入および中央・総武緩行線、京浜東北・根岸線からの転用により、ハエ1~28編成が投入された。1990年代にスカートが設置され、この姿は消滅した。

川越電車区 ハエ1編成
川越電車区 ハエ1編成
撮影日 CGによる再現
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D52 中期形A/埼京色 [スカートA]

スカート設置後のハエ1~28編成の姿。1990年代にスカートが設置された。2002年頃に行先表示器が3色LED式に変更され、この姿は消滅した。

川越電車区 ハエ23編成
川越電車区 ハエ23編成
撮影日 CGによる再現
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D53 中期形A/埼京色 [スカートA][3C-LED]

埼京線のハエ1~28編成の行先表示器LED化後の姿。2002年頃に行先表示器が3色LED式に変更された。2016年までに廃車され、この姿は消滅した。

川越車両センター ハエ21編成
川越車両センター ハエ21編成
撮影場所 赤羽駅   撮影日 2010年9月
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D61 中期形A/京葉色 [スカートA]

京葉線のケヨ21編成の姿。2002年に中央・総武緩行線から転入し、ケヨ21編成として使用された。2007年に武蔵野線に転用され、この姿は消滅した。

京葉車両センター ケヨ21編成
京葉車両センター ケヨ21編成
撮影日 CGによる再現
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D71 中期形A/武蔵野色 [スカートA]

武蔵野線のケヨM1、M2、M36、M51、M52編成の姿。ケヨM1、M2編成は中央・総武緩行線から転入、ケヨM36編成は京葉線から転入、M51、M52編成は南武線から転入した。2020年までに廃車され、この姿は消滅した。

京葉車両センター ケヨM1編成
京葉車両センター ケヨM1編成
撮影場所 西国分寺駅   撮影日 2017年9月
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D72 中期形A/武蔵野色 [スカートA][3C-LED]

武蔵野線のケヨM36編成の行先表示器LED化後の姿。2014年に行先表示器が3色LED式に変更された。2019年までに廃車され、この姿は消滅した。

京葉車両センター ケヨM36編成
京葉車両センター ケヨM36編成
撮影場所 西国分寺駅   撮影日 2017年9月
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D81 中期形A/湘南色 [スカートA][3C-LED]

宇都宮線のヤマY11、Y12編成の姿。2014年に埼京線から転用され、600番台に改造された。2022年に廃車され、この姿は消滅した。

小山車両センター ヤマY12編成
小山車両センター ヤマY12編成
撮影場所 鶴田駅   撮影日 2021年9月
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D91 中期形A/○車体装飾 [スカートD][FC-LED][通風器撤去]

富士急行6502Fの姿。埼京線で使用されていたハエ28編成が種車である。導入時に行先表示器のフルカラーLED化とスカートの変更が施された。外装は「トーマスランド20周年記念号」としてフルラッピングが施されている。現在もこの姿で使用されている。

富士急行 6502F
富士急行 6502F
撮影場所 河口湖駅   撮影日 2018年12月
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E01 中期形B/青色Ⅰ

1988年に阪和線に投入された1000番台の姿。1990年代にスカートが設置され、この姿は消滅した。

日根野電車区 クハ204-1001
日根野電車区 クハ204-1001
撮影日 CGによる再現
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E02 中期形B/青色Ⅰ [スカートB]

JR西日本の1000番台のスカート設置後の姿。1990年代にスカートが設置された。2007年頃にスカートが強化形に変更され、この姿は消滅した。

日根野電車区 クハ204-1001
日根野電車区 クハ204-1001
撮影日 CGによる再現
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E03 中期形B/青色Ⅰ [スカートC]

JR西日本の1000番台のスカート強化後の姿。2007年頃にスカートが強化形に変更された。2012年に体質改善工事が施され、この姿は消滅した。

鎌倉車両センター クラY51編成
日根野電車区 編成番号不明
撮影場所 天王寺駅   撮影日 2007年4月
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E04 中期形B/青色Ⅰ [スカートC][体質改善]

JR西日本の1000番台の体質改善工事後の姿。2012年に体質改善工事が施された。現在もこの姿で使用されている。

吹田総合車両所奈良支所 ナラNE407編成
吹田総合車両所奈良支所 ナラNE407編成
撮影場所 稲荷駅付近   撮影日 2022年7月
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F01 中期形C/支線色

南武支線のナハW1、W2編成の姿。中央・総武緩行線の中間車に先頭化改造を施し、1000番台として導入された。現在もこの姿で使用されている。

鎌倉車両センター中原支所 ナハW2編成
鎌倉車両センター中原支所 ナハW2編成
撮影場所 小田栄駅   撮影日 2024年8月
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F11 中期形C/鶴見色

鶴見線のクハ205形の姿。埼京線の中間車に先頭化改造を施し、1100番台として導入された。2024年までに運用離脱し、一部が鎌倉車両センター中原支所に留置されている。

中原電車区 ナハT17編成
中原電車区 ナハT17編成
撮影場所 武蔵中原駅   撮影日 2014年8月
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F21 中期形C/仙石色Ⅰ

仙石線のセンM1、M9、M11、M12、M15、M16、M18編成の姿。埼京線の中間車に先頭化改造を施し、3100番台として投入された。現在もこの姿で使用されている。

仙台車両センター センM15編成
仙台車両センター センM15編成
撮影場所 小鶴新田駅   撮影日 2024年6月
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G01 後期形A/京葉色

1989年に京葉線に投入された0番台の姿。ケヨ1~12編成が新製投入された。FRP製の前面デザインが特徴である。1994年にスカートが設置され、この姿は消滅した。

京葉車両センター ケヨ4編成
京葉電車区 ケヨ4編成
撮影日 CGによる再現
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G02 後期形A/京葉色 [スカートA]

京葉線のケヨ1~12編成のスカート設置後の姿。1994年にスカートが設置された。2010年までに廃車または600番台に改造され、この姿は消滅した。

京葉車両センター ケヨ3編成
京葉車両センター ケヨ3編成
撮影場所 新木場駅   撮影日 2010年4月
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G11 後期形A/武蔵野色

1991年に武蔵野線に投入された0番台の姿。トタE1~E5(→ケヨM61~M65→M35)編成が新製投入された。2019年までに廃車され、この姿は消滅した。

京葉車両センター ケヨM65編成
京葉車両センター ケヨM65編成
撮影場所 北府中駅   撮影日 2017年9月
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G12 後期形A/武蔵野色 [3C-LED]

武蔵野線のケヨM35編成の行先表示器LED化後の姿。2014年に行先表示器が3色LED式に変更された。2019年までに廃車され、この姿は消滅した。

京葉車両センター ケヨM35編成
京葉車両センター ケヨM35編成
撮影場所 西船橋駅   撮影日 2017年6月
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G21 後期形A/日光色 [スカートA]

日光線のヤマY2、Y3、Y6、Y10編成の姿。2013年に京葉線から転用され、600番台に改造された。2022年までに廃車され、この姿は消滅した。

小山車両センター ヤマY2編成
小山車両センター ヤマY2編成
撮影場所 鶴田駅   撮影日 2021年6月
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G31 後期形A/湘南色 [スカートA]

宇都宮線のヤマY1、Y4、Y5、Y7~Y9編成の姿。2013年に京葉線から転用され、600番台に改造された。2022年までに廃車され、この姿は消滅した。

小山車両センター ヤマY1編成
小山車両センター ヤマY1編成
撮影場所 氏家駅   撮影日 2021年9月
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G41 後期形A/いろは [スカートA][いろは改造]

日光線のヤマY3編成の姿。2018年に観光列車「いろは」に改造された。2023年に廃車され、この姿は消滅した。

小山車両センター ヤマY3編成
小山車両センター ヤマY3編成
撮影場所 鶴田駅   撮影日 2021年9月
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H01 後期形B/相模色Ⅰ

相模線の500番台の姿。角形の前照灯が特徴である。2016年に帯色が変更され、この姿は消滅した。

国府津車両センター コツR7編成
国府津車両センター コツR7編成
撮影場所 片倉駅   撮影日 2014年1月
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H02 後期形B/相模色Ⅱ

相模線の500番台の帯色変更後の姿。2016年に帯色がやや明るめの水色に変更された。2023年までに廃車され、この姿は消滅した。

国府津車両センター コツR8編成
国府津車両センター コツR8編成
撮影場所 上溝駅   撮影日 2021年12月
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I01 6扉形A/山手色

山手線のサハ204形の姿。1990年に試作車として900番台、1991年に量産車である0番台が投入された。山手線の全編成に連結された。2005年までに山手線から撤退し、この姿は消滅した。

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I02 6扉形A/横浜色

横浜線のクラH27編成に連結されたサハ204形の姿。山手線から転入した0番台である。2014年に廃車され、この姿は消滅した。

鎌倉車両センター サハ204-30
鎌倉車両センター サハ204-30
撮影場所 横浜駅   撮影日 2012年1月
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I03 6扉形A/埼京色

埼京線で使用されたサハ204形の姿。0番台と900番台が山手線から転入し、一部編成に連結された。転用にあわせて、側窓上部に3色LED式行先表示器が設置された。2014年に廃車され、この姿は消滅した。

川越車両センター サハ204-32
川越車両センター サハ204-32
撮影場所 赤羽駅   撮影日 2012年5月
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J01 6扉形B/横浜色

横浜線のサハ204形の姿。1994年に100番台26両が製造され、クラH1~H26編成に連結された。2014年に廃車され、この姿は消滅した。

鎌倉車両センター サハ204-20
鎌倉車両センター サハ204-20
撮影場所 長津田駅付近   撮影日 2012年2月
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