JR貨物/九州DF200形
概要
DF200形はJR貨物が1992年から製造した電気式ディーゼル機関車である。北海道地区の貨物列車用として2011年にかけて、試作車の900番台が1両、量産車の0番台が12両、駆動機関を変更した50番台が13両、インバーター装置を改良した100番台の23両が投入された。2013年にはクルーズトレイン「ななつ星in九州」の専用車両として、JR九州が7000番台の1両を投入した。2016年から2020年にかけて100番台の8両に防音対策を施し、200番台として関西本線に投入した。
外観の特徴
試作車の900番台(以下、試作形)は前照灯が前面窓上に4灯であるが、量産車の0番台、50番台、100番台(量産形)は前照灯が前面窓の上下に各2灯ずつ配置されている。JR九州の7000番台(旅客形)は前面窓下にエンジングリル風のデザインや曲線状の手すりなど、車体の随所に意匠が凝らされている。
落成時の塗装は、DF200-901・1~9がグレーと赤色でスカートが赤色(●標準色Ⅰ)である。0番台のDF200-10~12、50番台、100番台はスカートが灰色(●標準色Ⅱ)である。JR九州の7000番台は車体全体がロイヤルワインレッド(●ななつ星)である。
改造による変化として、JR貨物は2014年から2022年にかけて車両番号の表記を切り抜き文字プレートからブロック式プレート(ブロックプレート)に変更した。
バリエーション一覧
|
No.
|
現状
|
特徴 |
|---|---|---|
| A01 | 現存 | 試作形/●標準色Ⅰ |
| B01 | 消滅 | 量産形/●標準色Ⅰ |
| B02 | 現存 | 量産形/●標準色Ⅰ [ブロックプレート] |
| B11 | 消滅 | 量産形/●標準色Ⅱ |
| B12 | 現存 | 量産形/●標準色Ⅱ [ブロックプレート] |
| C01 | 現存 | 旅客形/●ななつ星 |
各バリエーション解説
| A01 | 試作形/●標準色Ⅰ |
|---|
900番台の落成時の姿。前面窓上部に横並びに配置された前照灯や3面で構成された前面形状が特徴である。2020年に運用離脱し、現在は苗穂工場で保管されている。
| B01 | 量産形/●標準色Ⅰ |
|---|
0番台のDF200-1~9の落成時の姿。赤色に塗装されたスカートが特徴である。DF200-10~12は落成時はスカートが灰色であったが、後に赤色に変更された。2022年までにブロック式ナンバープレートに変更され、この姿は消滅した。
| B02 | 量産形/●標準色Ⅰ [ブロックプレート] |
|---|
0番台のブロックナンバープレート化後の姿。2016年から2022年にかけてブロック式ナンバープレートに変更された。現在もこの姿で使用されている。
| B11 | 量産形/●標準色Ⅱ |
|---|
0番台のEF200-10~12、50番台、100番台の落成時の姿。灰色に塗装されたスカートが特徴である。なお、0番台は後にスカートが赤色に変更された。2020年までにブロック式ナンバープレートに変更され、この姿は消滅した。
| B12 | 量産形/●標準色Ⅱ [ブロックプレート] |
|---|
50番台、100番台のブロック式ナンバープレート化後の姿。2014年から2020年にかけてブロック式ナンバープレートに変更された。100番台から改造された200番台もこの姿である。現在もこの姿で使用されている。
| C01 | 旅客形/●ななつ星 |
|---|
JR九州の7000番台の姿。クルーズトレイン「ななつ星in九州」の専用機として車体の随所に装飾が施されている。現在もこの姿で使用されている。
