JR貨物EF210形

JR貨物EF210形

《最終更新》 2018.01.16

1.概要

EF210形はJR貨物が1996年から製造した直流電気機関車である。老朽化した機関車の置き換えを目的として、試作車である900番台が1両、量産車である0番台が18両、改良を加えた100番台が73両、補助機関車運用に対応する300番台が10両投入された。現在も増備が継続されている。


2.外観の特徴

番台区分ごとに外観に差異が存在する。試作車である900番台は車体の一部が異なるほか、側面の塗り分け位置が高いことが特徴である。0番台は側面の塗り分け位置は低く変更され、100番台は運転席側面窓の塗り分けが異なっている。また、300番台は黄帯の塗装である。現時点では改造による差異は生じていない。


3.バリエーション一覧

No.
現状
特徴

4.各バリエーション解説

A01 900番台

900番台の姿。試作車として1996年に1両が製造された。現在もこの姿で使用されている。

岡山機関区 EF210-901
岡山機関区 EF210-901
撮影場所 根岸駅付近   撮影日 2012.05.28
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B01 0番台

0番台の姿。1998年に18両が製造された。現在もこの姿で使用されている。

岡山機関区 EF210-6
岡山機関区 EF210-6
撮影場所 大船駅   撮影日 2013.03.29
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C01 100番台

100番台の姿。2002年から2011年にかけて73両が製造された。現在もこの姿で使用されている。

岡山機関区 EF210-102
岡山機関区 EF210-102
撮影場所 天神川駅   撮影日 2015.08.21
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D01 300番台

300番台の姿。2012年から2017年にかけて11両が製造された。現在もこの姿で使用されている。

吹田機関区 EF210-302
吹田機関区 EF210-302
撮影場所 天神川駅   撮影日 2015.08.21
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