JR東日本400系
概要
400系はJR東日本が1990年から製造した新幹線電車である。新在直通の山形新幹線に投入するために設計された初のミニ新幹線である。1992年から山形新幹線「つばさ」で営業運転を開始し、2010年まで使用された。現在は全車両が廃車されている。
外観の特徴
400系は試作車と量産車が存在する。試作車は客扉がプラグドアであり、床下機器カバーの設置、運転席側面には小窓が設置されていることが特徴であった。1992年の量産化改造によって運転席側面の小窓は閉塞されている。
塗装は全車両がグレーをベースに窓回りをダークグレー、窓下に緑色の帯(以下、●旧塗装)であった。なお、試作車のみ落成当初は窓下の緑帯がない塗装(●旧塗装(初期))であった。量産化改造と同時に量産車と同一の旧塗装に変更された。1999年から2001年にかけて、全車両にリニューアル改造が施され、同時に車体上部をグレー、下部をダークグレー、境界に緑帯の塗装(●新塗装)に変更された。
バリエーション一覧
No.
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現状
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特徴 |
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A01 | 消滅 | 試作車/●旧塗装(初期) |
A02 | 消滅 | 試作車/●旧塗装 [量産化改造] |
A03 | 消滅 | 試作車/●新塗装 [量産化改造] |
B01 | 現存 | 量産車/●旧塗装 |
B02 | 消滅 | 量産車/●新塗装 |
各バリエーション解説
A02 | 試作車/●旧塗装 [量産化改造] |
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量産化改造後の試作車の姿。1992年に量産化改造によって小窓は廃止されたが、プラグドアや床下機器カバーの特徴は残されている。2001年に塗装変更され、この姿は消滅した。
B01 | 量産車/●旧塗装 |
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量産車の登場時の姿。2001年の塗装変更の完了により、この姿は消滅した。411-3が旧塗装に復元のうえ、鉄道博物館にて保存されている。
B02 | 量産車/●新塗装 |
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塗装変更後の量産車の姿。2010年の引退までこの姿で使用された。1両のみ保管されていた411-3が2017年に鉄道博物館の保存に際して新塗装に変更され、この姿は消滅した。